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日立インダストリアルプロダクツ、通勤用EVを勤務時間中に充電する「Workplace E-Powering」を土浦事業所に導入

2024年6月6日 発表

通勤用EVによるCO2削減モデル「Workplace E-Powering」イメージ図

 日立インダストリアルプロダクツは6月6日、同社土浦事業所(茨城県土浦市)で通勤用EV(電気自動車)とマルチポートEVチャージャによるCO2削減モデル「Workplace E-Powering」の運用を2024年7月から開始すると発表した。

 Workplace E-Poweringは、事業所の駐車場に最大80台までの同時接続、20台までの同時充電が可能なマルチポートEVチャージャを設置し、従業員の勤務時間中にEVの充電を行ない、従業員の職場への通勤時に使用する交通機関から排出されるCO2の排出量「Scope3カテゴリー7」に該当するCO2削減を実現させようというもの。

 これにより、従業員のEV導入を促進するとともに、従業員はEVをリース会社と契約することで、EVをサブスクリプションとしてサービスの提供が受けられるようになる。また、自宅に充電器がなくてもEVを導入でき、従業員の満足度の向上にもつながるとしている。

 さらに、今後の取り組みとして、Workplace E-Poweringを日立グループ内外へ適用拡大を図るとともに、マルチポートEVチャージャの特徴の1つであるV2X機能を生かし、ピークカット、ピークシフトといった拠点内エネルギーマネジメントなど、地域電力ネットワークの構築といった展開を目指すとしている。

土浦事業所「Workplace E-Powering」導入予定地
今後の取り組みについてのイメージ