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BYD、4ドアセダンの新型EV「シール」日本で発売 航続距離640kmの後輪駆動2WDモデルで528万円、4WDは605万円

2024年6月25日 発表

4ドアセダンの新型EV「シール(SEAL)」

1000台限定の導入記念キャンペーン特別価格で495万円から

 BYDの日本法人BYD Auto Japan(略称:BAJ)は6月25日、4ドアセダンの新型EV(電気自動車)「シール(SEAL)」を販売開始した。同社の日本での正規販売モデル第3弾EVとして日本導入される「シール」は、後輪駆動2WDモデルの「SEAL」と4WDモデルの「SEAL AWD」の1車種・2グレード。価格は、SEALが528万円、SEAL AWDが605万円、納車開始時期はSEALが7月末ごろ、SEAL AWDは8月末ごろを予定。

 シールはミッドサイズクラス(Dセグメント)の4ドアセダンで、容量82.56kWhのバッテリを搭載して、モーター出力はSEALで230kW、SEAL AWDはフロント160kW、リア230kW。一充電の走行距離はSEALで640km、SEAL AWDで575kmを実現する。

4ドアセダンの新型EV「シール(SEAL)」
容量82.56kWhのバッテリを搭載

 ボディカラーは2グレード共通の全5色、内装色はブラックの1色。CEV補助金については、今後の同審議会で決定される予定。

ボディカラーのラインアップ

 BYDでは輸入セダン市場でBYD本来の強みである「先進的なバッテリ技術」「最新のEVプラットフォーム」「最新の安全・快適装備」を搭載したシールを通じて、このセグメントで“e-スポーツセダン”という確固としたポジションの確立を目指すとともに、その存在感を明確に示すという。また、同時に現在進行中の「ありかも、BYD!」全国キャンペーンとあわせて、BYDブランドのフラッグシップモデルとして、ブランドのさらなる認知、イメージの向上を図っていくとしている。

 なお、BAJでは導入記念キャンペーンとして、1000台限定で、SEALが495万円、SEAL AWDが572万円となる特別価格を適用。また、6月25日〜8月31日の期間限定(10月31日までに要登録)で初期購入特典として、ETC、ドライブレコーダー、eパスポート、充電器と工事費を最大10万円までサポートする初期購入特典がプレゼントされる。

モデルラインアップと価格
1000台限定で導入記念キャンペーン特別価格を適用
期間限定の初期購入特典
「BYD SEAL」の導入に付帯するマーケティング活動として展示試乗イベントを開催