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竹岡圭さんがラリーに挑戦、新型「トライトン」で「XCRスプリントカップ北海道」参戦

2024年7月1日 発表

ドライバーとして新型「トライトン」のステアリングを握る竹岡圭選手(左)、コドライバーの山田政樹選手(右)

 モータージャーナリストやタレントとして活動する竹岡圭さんは7月1日、竹岡さんが代表を務める「圭rallyproject」が三菱自動車工業、TOYO TIREによるサポートのもと、クロスカントリーラリーシリーズ「XCRスプリントカップ北海道」に参戦すると発表。同日東京都内で、TOYO TIREの「OPEN COUNTRY R/T」を装着した三菱自動車の新型「トライトン」の参戦車両が公開された。

 北海道下複数地域にて開催されている「XCRスプリントカップ北海道」は、2021年より毎年北海道にて開催されているJAF(日本自動車連盟)公認のクロスカントリーラリーシリーズで、2024年度は1月から10月にかけて全6戦を開催予定。圭rallyprojectでは、「XCRスプリントカップ北海道」の第3戦「2024 ARK ラリーカムイ」と第4戦「RALLY HOKKAIDO」に参戦する。

 第3戦の「ARK ラリーカムイ」は7月5日〜7日にニセコ町を拠点に開催、第4戦の「RALLY HOKKAIDO」は9月6日〜8日にかけて帯広市を拠点に開催される。いずれも山間部の林道や砂利道などの未舗装路を高速で走り抜けるハイスピードグラベルラリーとなり、竹岡圭選手はドライバーとしてステアリングを握り、コドライバーの山田政樹選手とともに上位入賞をめざす。

竹岡圭選手

 東京都内で公開された参戦車両は、このあと7月5日〜7日に開催される第3戦の「ARK ラリーカムイ」に向けて、フェリーに乗せられる。

 竹岡さんは「今回は、本当にとにかくスタートラインに立てるところまで、何とかクルマを作ったっていう感じですし、私もですね、まだ実は全然乗ってないんですね。3日にフェリーに乗せるんですけど、フェリーが到着する4日の朝に私がフェリーの着く苫小牧の西港まで自分で行きまして、そこからカムイまで自走するのがシェイクダウンっていうぐらいの感じなので、グラベルはもう本当にぶっつけ本番ですね」と明かした。

 第3戦の「ARK ラリーカムイ」に向けて、竹岡さんは「なので、何とか完走できるのを目指して、とにかくラリー北海道に向けてデータ取りができればいいなぐらいの気持ちでいこうと思っております。うちのチームはですね、笑顔いっぱい、とにかく楽しく、記録よりも記憶に残るチームを目指しておりますので、皆さまもそんな形で応援していただければと思います」と話した。

 そして、今回のラリー参戦に対して、竹岡さんは「『いくつになってもチャレンジはできる!』『モータースポーツを日本の文化にしたい』この2つのスローガンを掲げて、2016年秋に圭rallyprojectを立ち上げ、2017年から全日本ラリー選手権に5年間参戦。2022年、2023年はTOYO TIREのサポートチームに、ドライバーとしてお声がけいただきました。そして2024年『いつかは三菱車でラリーを!』という夢が実現することとなり、感無量です。三菱自動車さまとTOYO TIREさまとのコラボレーションで、モータースポーツに新しい風を吹かせるべく、可能性を信じて活動してまいります」とコメントしている。

チームスタッフを紹介する竹岡さん
サポート企業の担当者たちと記念撮影

 発表会会場では、三菱自動車やTOYO TIREの関係者のほか、エスアンドカンパニー、エンパイヤ自動車、オレンジジャパン、T.M.Works、テイン、Moty‘sトライボジャパン、ネステックジャパン、レイズといったサポート企業の担当者が登壇して、あいさつをおこなった。

株式会社パワードの代表取締役 日下部保雄氏

 そして、サプライズゲストとして、竹岡さんの元勤め先の上司という株式会社パワードの代表取締役 日下部保雄氏が登場、日下部氏は「こんなに立派になって大したもんだね。いや、いやすべて突破力だと思います。三菱さんのトライトン、とても丈夫なクルマですし、いろんな企業さんが応援してもらえるということで、完璧じゃないかなと」と応援のメッセージを贈った。

新型「トライトン」の参戦車両