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ホンダとGachacoが業務提携 東京23区で電動バイクのサブスク開始、「EM1 e:」で月額1万7500円など
2024年7月3日 18:59
- 2024年7月3日 発表
ホンダモビリティソリューションズとGachacoは7月3日、電動バイクのバッテリ交換における利便性向上を目的に、バッテリシェアリングサービスにおける業務提携の締結を発表した。
今回の業務提携により、ホンダモビリティソリューションズは同社が運営する配達員向けバイクサブスクサービス「EveryGo デリバリー」に電動バイクを新たに導入し、Gachacoが提供する電動バイク向けバッテリシェアリングサービスを利用可能とした。
電動バイクのサブスクサービスは、まずは東京23区で実施され、月額利用料金は「EM1 e:」が1万7500円/月、「BENLY e :I」が1万9500円/月、「GYRO CANOPY e :」が2万9500円/月、「BENLY e :II:2万4500円/月で、2024年7月3日より申込受付を開始する。
月額利用料金には車両代、Gachaco月額基本使用料、軽自動車税、自賠責保険料、任意保険料、登録諸費用、メンテナンス費用、ロードサービス費用、配送代が含まれる。Gachacoステーションにてバッテリを交換する場合、EM1 e:で200円(税別)/回、そのほかの車種で400円(税別)/回の別途費用が発生する。
「EveryGo デリバリー」に電動バイクを追加する背景としては、車両運用コストの低減と環境保護という2つの目的がある。車両運用コストの低減については、電動バイクのサービスプランはガソリン車のサービスプランと比べ運用コストが低く、配達員にとって経済的な負担を軽減。環境保護については、電動バイクは動力源にガソリンではなく交換式バッテリ「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を採用しており、環境に配慮した選択肢を利用者に提供する。
Gachacoが提供するバッテリーシェアリングサービスとの連携により、街中に設置しているGachacoステーションで利用者の都合のよいタイミングで電動バイクのバッテリ交換が行なえるなど、配達員の収益性向上へ貢献する。
今後、ホンダモビリティソリューションズとGachacoは、全国に環境に優しい配達サービスが提供されるよう、より多くの地域で展開を目指すとしている。