ニュース

2024年7月のタイヤ販売数量は前年比9%増 GfK/NIQ Japanの販売速報

2024年8月27日 発表

 GfK/NIQ Japanは8月27日、2024年7月の自動車用タイヤ・エンジンオイル・バッテリー販売速報を公表した。

 同社の調査は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計したものとなり、7月のタイヤ販売数量は前年比9%増、バッテリーは6%増となった。

タイヤ

 2024年7月の自動車用タイヤ販売は、本数前年比9%増と堅調。夏タイヤが同14%増と二桁成長となったことが寄与した。

 店頭全体の夏タイヤ販売は、本数前年比8%増であったが、北関東では同17%増、首都圏では同16%増と好調な地域も見られた。

 インターネットの夏タイヤ販売については、本数前年比25%増と大幅な伸長を見せ、主に軽自動車に使用される165/55R15では同40%増、165/60R15では同58%増に至った。

エンジンオイル

 2024年7月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比15%増と大幅伸長。販売形態別にみると、量り売りは販売量前年比17%増、缶売りは10%増であった。

 しかしながら、4L缶の販売は数量前年比4%減と微減で、店頭では同3%減、インターネットでは同11%減と前年を割り込んだ。販売数量の多い0W-20の数量前年比が店頭では6%減、インターネットでは34%減であったことが響いた。

バッテリー

 2024年7月の自動車用バッテリー販売は数量前年比6%増と堅調。

 店頭では数量前年比4%増で、D26が同13%増、B20が同19%増と大きく伸長した。一方で、販売数量が最も多いB19では同5%減と前年を下まわった。

 インターネットの数量前年比は8%増と堅調。D26が同18%増、B20が同17%増であったことに加え、店頭では減少が見られたB19もインターネットでは同16%増と前年を超えた。