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ジャパンモビリティショービズウィーク2024閉幕、ビジネスマッチング848件成立

2024年10月15日〜18日 開催

左から、CEATECを主催する一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)代表理事/会長の津賀一宏氏と、ジャパンモビリティショーを主催する一般社団法人日本自動車工業会 会長の片山正則氏

 幕張メッセで開催された「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」が10月18日、閉幕した。イベントを主催した日本自動車工業会によると、期間中に848件のビジネスマッチングが成立したという。

 JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024は、「未来を創る、仲間づくりの場」としてモビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップ企業による、共創を生み出すためのビジネスイベントとして開催、203の企業・団体が出展した。

 その内訳は、スタートアップ企業145社(カーボンニュートラル:28社、サプライチェーン:19社、ものづくり:40社、トランスフォーメーション:58社)、事業会社や日本自動車部品工業会会員、自工会会員の58社が参加。

 2024年で25周年を迎えた「CEATEC 2024」との併催がきっかけとなり、これまで出会うことのなかった、様々な分野のビジネスパーソン同士のコミュニケーションが広く行なわれ、結果として多くの来場者があったという。

 オンラインコミュニケーションツール「Meet-up Box」には1891件の登録があり、このツールを通じて848件のマッチングが成立。企業同士の双方向コミュニケーションや、会期中に対面で商談を行なうためのビジネスマッチングエリアの事前予約ができる機能が好評だっという。今後も、モビリティ産業に関わる国内最大の「マッチングプラットフォーム」を目標として、会期終了後も継続してモビリティ産業と共に歩む仲間の新規登録を受け付けるとしている。

ビジネスマッチングエリア

 また、会期中展開された「未来モビリティ会議」にはオンライン視聴を含めて6773人が参加。「豊かで夢のあるモビリティ社会」の構築に向けた議論が繰り広げられ、モビリティ産業が直面する社会課題の解決や多様化するニーズへの対応には、業界の枠を超えた連携と社会・生活者を中心とした取り組みが必要であり、そのための事業共創がいかに重要か、またいかに可能性を秘めているかといったメッセージを発信した。

 各セッションの様子は、JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024の公式ホームページにアーカイブ(中継録画)を掲載されるほか、内容を要約したレポート番組を配信予定としている。

JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024会場