ニュース
日産、中国合弁会社が4ドアセダンの新型EV「N7」公開
2024年11月18日 11:29
- 2024年11月15日 発表
日産自動車の中国合弁会社の東風日産乗用車公司(以下、DFN)は11月15日、広東省広州市で開催された広州国際モーターショーにおいて、4ドアセダンの新型EV(電気自動車)「N7」を公開した。同モデルは、2025年上半期に発売予定としている。
中国で開発・生産されるミッドサイズセダンの「N7」は、東風日産の新しいモジュラーアーキテクチャーを採用する最初のモデルで、EVとPHEV(プラグインハイブリット車)両用に開発された。「N7」は、中期経営計画「The Arc」期間中に発売される中国市場向け初となるEVで、同社は、引き続き新エネルギー車の開発に従事すると同時に、新エネルギー車の輸出を検討し、事業拡大を目指すとしている。
「N7」のボディサイズは4930×1895×1487mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2915mm。流麗で未来的な外観を実現したボディに、フロントフェイスには日産ブランドを象徴するVモーションデザインを採用した。インテリアには「Qualcomm Snapdragon 8295プロセッサー」を搭載したインフォテイメントシステムを採用、また東風日産とモメンタで共同開発した「ナビゲート・オン・オートパイロット」と呼ばれる先進の運転支援技術を搭載している。
なお、「N7」は2024年4月の北京モーターショーにて、「日産エポック・コンセプト」として公開されていたモデルで、スタイリッシュなEVとして、最新の技術を搭載し先進的なライフスタイルを送る都市部のユーザー向けに開発された1台。