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日産、北京モーターショーで4車種のEV・PHEVを公開 2026年までに5車種のNEVを中国へ投入
2024年4月25日 12:56
- 2024年4月25日 発表
日産自動車は4月25日、北京モーターショー2024で4車種の新エネルギー車(NEV)のコンセプトカーを公開するとともに、2026年度までに5車種のNEVを中国市場に投入すると発表した。
日産ブースでは、コンセプトカーと最新の電動化技術を搭載した電動車両のラインアップを展示していて、今回公開したコンセプトカーは、2車種のEV(電気自動車)と2車種のPHEV(プラグインハイブリッド)となり、中国の将来モビリティに対するニーズに応えるとしている。
日産エポック・コンセプト
日産エポック・コンセプトは、都市や郊外の走行を楽しみ、最新のデザインとテクノロジーで、ライフスタイルを向上させたい活動的な人に向けたEVセダン。AIで拡張されたIoTを備え、バーチャルパーソナルアシスタントとの感情豊かなコミュニケーションを通じて、より快適な生活を実現するモデル。
日産エピック・コンセプト
日産エピック・コンセプトは、週末に冒険を楽しむ都市部のカップルに最適というEVモデルのSUVで、市街地でも高速道路でも自動運転が可能。さまざまな機器やキャンプ場、パーティでの電力供給ができ、搭載された数々のテクノロジーでリラックスした雰囲気を創出する。
日産エラ・コンセプト
日産エラ・コンセプトは、クルマを第2の家と考える若いビジネスパーソンのための1台。PHEVモデルのSUVで、連動するエンターテイメントシステムとゼロ・グラビティシートを備えるほか、進化したe-4ORCEとアクティブエアサスペンションによって、快適で安心なドライブを楽しめる。
日産エヴォ・コンセプト
日産エヴォ・コンセプトは、先進の運転支援技術と安全性能を備えたPHEVセダン。週末旅行に最適で、家族全員の特別な思い出を演出できるとしている。また、AIによって機能を拡張したバーチャルパーソナルアシスタントが、ドライブを通じて実現したいことをサポートするとのこと。
その他の展示車
そのほかにも、究極のドライビングプレジャーを追求しつつも、高い環境性能と日常での快適性を兼ね備え、サーキットでの刺激を求めながら、環境意識も高いレース愛好家やゲーマーに最適という「ニッサン ハイパーフォース」や、AIやヘッドレストのバイオセンサーで読み取ったドライバーの気分に合わせて、最適な音楽や照明を自動で選択し、活力や創造力を高める「ニッサン ハイパーパンク(デジタル展示)」を中国初披露。ABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦している「日産フォーミュラEマシン(Gen3)」も展示している。
日産の社長兼CEOである内田誠氏は、「変化の激しい中国において持続的な成長を果たすため、日産は新経営計画『The Arc』で発表した通り、中国市場向けに最適化した戦略に取り組みます。本日公開したコンセプトカーをベースとして開発する新エネルギー車を皮切りに、競争力の高い多様な新車を投入することで、バランスの取れた商品ラインアップを構築します。そして、中国のお客さま一人ひとりにもっとワクワクするモビリティ体験を提供していきます」と述べている。