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BMW「R 20 コンセプト」が公開された「東京モーターサイクルショー2025」輸入ブランドブース
2025年3月28日 19:27
- 2025年3月28日〜30日 開催
3月28日～3月30日まで開催されている「第52回 東京モーターサイクルショー」では、国内メーカーのバイクに加えて、輸入ブランドのバイクも展示されている。
KTMやドゥカティなどの欧州勢の一部が参加していないのは少し寂しいが、ここではBMW、ハーレーダビッドソン、トライアンフのブース展示をお伝えしたい。
BMW Motorradはビッグなボクサーエンジンのコンセプトモデル
BMW Motorradブースの目玉は、日本初公開となる2台のコンセプトモデル「R 20 Concept」と「Concept F 450 GS」だ。
R 20コンセプトは、両側に大きく張り出したBigBoxerエンジンが最大の特徴。BMWならではのカルダンシャフトはカバーなどに覆われることなく露出しており、その美しさに目を惹きつけられる。また、コンセプトF450 GSは、450ccの2気筒エンジンを搭載する、車重175kgの軽量オフロードとなっている。
ハーレーダビッドソンは3種のチューニングを施したMilwaukee-Eight 117エンジンに注目
2025年の新モデル15車種を一挙に展示しているハーレーダビッドソン ジャパン。そのなかでも3タイプの「Milwaukee-Eight 117」エンジンを搭載したクルーザー4車種は要チェックだ。
新しいMilwaukee-Eight 117エンジンの排気量は1923ccだが、パワー特性などに異なるチューニングを施した「クラシック」「カスタム」「ハイアウトプット」の3種類を用意している。
「STREET BOB（ストリートボブ）」と「HERITAGE CLASSIC（ヘリテージクラシック）」はｍ91HP/トルク156Nmのクラシックエンジンを、「FAT BOY（ファットボーイ）」は103HP/トルク168Nmのカスタムエンジンを、「LOWRIDER（ローライダー）S」は、最もパワフルな114HP/トルク173Nmのハイアウトプットエンジンをそれぞれ搭載する。またがってポジション確認しつつ、その重低音に思いを馳せたい。
電子制御バリバリのトライアンフのミドル＆リッタークラス
トライアンフは600ccクラスのミドルから1000cc超えのリッタークラスが充実している。特に目を引くのは、壇上に展示された2台の「SPEED TRIPLE 1200 RS」。ユニークな水冷3気筒エンジンは1160ccと前モデルからわずかに排気量を増し、最高出力を183PSにアップさせた。オーリンズ製SMARTEC3サスペンション、フロントホイールリフトコントロール、ブレーキスライドアシストなどの電子制御も盛りだくさんだ。
一方、ミドルクラスの新型として展示されているのは「TIGER SPORT 800」と「TIGER SPORT 660」。こちらもクイックシフターやクルーズコントロールといった電子制御やスマホ連携などでロングツーリングを快適にし、そのうえでオプティマイズド コーナリング ABSでより高度なブレーキコントロールを可能にするなど安全性も高めている。
