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ベントレー、自動車の内装と同じ木材で制作した「サーフボード」公開 テーマは「クラフツマンシップと冒険心の融合」
2025年5月12日 12:15
- 2025年4月15日(現地時間)発表
英ベントレーモーターズは4月15日(現地時間)、サーフィン愛好家コミュニティの「マーニーレイズ(Marnie Rays)」と、サーフボードメーカー「オッターサーフボード(Otter Surfboards)」とコラボレーションし、ベントレーの「グランドツアラー」の内装と同じコアウッドで制作した特別な「サーフボード」を公開した。
このプロジェクトは、ラグジュアリーなリトリート体験を提供するマーニーレイズとの協業により実現したもので、制作テーマは「クラフツマンシップと冒険心の融合」とのこと。
特別なサーフボードは、通常ベントレーの「グランドツアラー」の内装に用いられる希少なコアウッド材を使用し、ベントレーの本社を訪れたマーニーレイズ創設者のリンジー・ホランド氏とオッターサーフボード創設者のジェームズ・オッター氏が、ベントレーの熟練した職人の助言をもとに選定。
ベントレーの熟練職人たちが、伝統技法を用いて希少な木材を丹念に仕立てた後、コアウッドはコーンウォールのジェームズ・オッター氏の工房へと送られ、彼の手により1つひとつていねいに削り出され、世界に1つだけの特別なサーフボードが誕生。完成したサーフボードには、ベントレー、マーニーレイズ、オッターサーフボードの3社のロゴが刻まれている。
また、工房での木材選定からコーンウォールでの作業、そして実際にサーフィンを楽しむ一連の物語が描かれたショートフィルムが、ベントレーの公式Instagramで公開しているほか、サーフボードは障害や怪我、学習障害を持つ人たち向けにサーフィン体験を提供している「Surfability UK」へ寄贈し、同社がチャリティオークションに出品し、“すべての人に海の楽しさを”という同団体のビジョンを支える活動資金にするという。