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【デトロイトショー】日本より4日遅れでワールドプレミアした新型「WRX STI」
米国ではWRブルーの限定車「ローンチエディション」も登場!!
(2014/1/15 20:52)
当初から、このデトロイトショーでの登場が予告されていたスバル(富士重工業)の新型「WRX STI」。しかし、なんと先日の東京オートサロンで「ニュル24時間レース参戦車両」としてまさかの初公開が行われてしまった。期待して待っていたファンにはいささかワールドプレミア感は薄れるものの、市販車として姿を現したニューモデルを紹介したい。
プレスデー2日目となる1月14日9時55分(現地時間)にスタートしたスバルのプレスカンファレンス。スバル・オブ・アメリカ COOのトム・ドール氏によってシルバーとブルーのWRX STIが紹介された。
詳細についてはすでにお伝えしている関連記事(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140115_630744.html)にもあるように、水平対向4気筒の2.5リッターエンジンに6速MTの組み合わせ。WRX STIのルーツといった位置づけはインプレッサ G4になるが、新しいWRX(米国仕様車。以下同)はワイドなボディーを与えられており、既存のインプレッサシリーズとは異なる車両となっている。WRX STIもボディーサイズはベースとなるWRXの4595×1795×1475mm(全長×全幅×全高)と同じで、ホイールベースも2650mmで変わらない。タイヤサイズだけは245/40 R18(WRXでは235/45 R17)とサイズアップしている。
搭載するエンジンは2.5リッターの水平対向ターボエンジンで、スペックは最高出力305HP/最大トルク290lb-ft。WRXに搭載する2.0リッター水平対向直噴ターボ“DIT”エンジンの最高出力268HP/最大トルク258lb-ftからパワーアップを果たしている。足まわりには旋回性能を高める「アクティブトルクベクタリング」なども搭載しており、車両重量は27㎏ほど増加している。
WRXからの主な変更点を挙げると、エンジンフード、前後バンパー、ヘッドライト、フロントフェンダー、ドアパネル、クォーターパネル、LEDテールライトなどとなっている。発売は4月を予定。価格については未定で、近日中に発表されるとのこと。