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スバル、次世代クロスオーバーコンセプト「ヴィジヴ コンセプト」の第3弾をジュネーブショーで発表

「WRX STI」と同モデルをベースにしたニュル24時間参戦車両も欧州初公開

今回のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされる「ヴィジヴ 2 コンセプト」
2014年2月21日発表

 スバル(富士重工業)は2月21日、ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月4日、5日、一般公開日:3月6日~16日)の出展概要を発表した。

 今回のジュネーブショーでは、次世代クロスオーバーコンセプト「SUBARU VIZIV CONCEPT(スバル ヴィジヴ コンセプト)」の第3弾にあたる「ヴィジヴ 2 コンセプト」をワールドプレミア。「VIZIV」は「Vision for Innovation」を語源とする造語になっている。

 ヴィジヴ コンセプトは2013年のジュネーブショーで初登場した2ドア/4シーターのコンセプトモデル。第1弾ではパワートレーンに水平対向4気筒2リッター DOHCディーゼルターボエンジンと、駆動・発電兼用としてフロントに1モーター、駆動専用としてリアに独立2モーターの計3モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHV)システムを採用。

 そして第2弾を2013年の東京モーターショーで「ヴィジヴ エボリューション コンセプト」として発表。その際は水平対向4気筒 1.6リッター 直噴ターボ DITエンジンとハイブリッドシステムを搭載しているとアナウンスしていた。

 今回のヴィジヴ 2 コンセプトのボディー形状、パワートレーンに関して、現時点で詳細は明らかになっていない。

2013年のジュネーブショーで初登場した「ヴィジヴ コンセプト」
2013年の東京モーターショーで公開された「ヴィジヴ エボリューション コンセプト」

 また、スバルブースでは1月のデトロイトショーで世界初公開となった市販版「WRX STI」や、同モデルをベースにしたニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両も欧州初公開する。

1月のデトロイトショーで世界初公開となった市販版「WRX STI」
デトロイトショーに先立ち2014年の東京オートサロンで公開された、新型「WRX STI」をベースにしたニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両

(編集部:小林 隆)