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ホンダ、アキュラ版新型「NSX」の価格は15万6000~20万5700米ドル。受注は2月25日から開始

車台番号1番はオークションにかけられ、落札金額はチャリティ団体に寄付

2016年1月12日(現地時間)発表

15万6000~20万5700USドル(NSX)

アキュラ版新型「NSX」(写真は2015年のデトロイトモーターショーで公開されたもの)

 本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは1月12日(現地時間)、2016年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)の会場で次世代アキュラのデザインコンセプトとなる「プレシジョン コンセプト」を世界初公開するとともに、アキュラ版新型「NSX」の価格を発表した。工場装着オプションを含めた価格は15万6000~20万5700米ドル(約1840~2427万円)で、2月25日から受注を開始する。

「プレシジョン コンセプト」はAcuraの未来におけるデザインの方向性を示したモデルで、デザインテーマは「quantum continuum(量子の連続体)」。Bピラーをなくしてドアパネルからインテリアにかけて流れるようなデザインとし、エクステリアデザインは幅広く低く構えたスタンスを取り、サイド部分はフロントから22インチホイールを収めるリアホイールアーチにかけて抑揚を持たせているという。

 そして価格が発表されたアキュラ版新型「NSX」の購入希望者は、アキュラの公式サイトで8色のボディカラー、4色のインテリアカラー、3種類のシート表皮、3種類のホイールデザイン、カーボン・セラミック・ブレーキ、カーボン・ルーフなどのオプションパーツから好みの仕様を選択することができるようになっている。

 なお、記念すべき車台番号1番の車両はBarrett-Jackson(1971年創設のアリゾナ州に本拠地を置くカー・コレクター向けオークション)でオークションにかけられ、落札金額は2つのチャリティー団体に寄付される予定になっている。

次世代アキュラのデザインコンセプトとなる「プレシジョン コンセプト」

(編集部:小林 隆)