ニュース
トヨタ、先進安全装備「スマートアシストII」を初採用した新型「パッソ」
2WDはガソリン登録車で燃費トップの28.0km/L、4WDは24.4km/Lを達成
(2016/4/12 13:30)
- 2016年4月12日 発売
- 115万200円~183万600円
トヨタ自動車は4月12日、コンパクトカー「パッソ」をフルモデルチェンジして発売した。価格は115万200円~183万600円。新型の技術的な詳細については、同日発売でOEM元となるダイハツ工業「ブーン」の紹介記事を参照していただきたい。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
X | 直列3気筒DOHC 1.0リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,150,200円 |
X“S” | 1,215,000円 | |||
X“Lパッケージ” | 1,258,200円 | |||
X“Lパッケージ・S” | 1,317,600円 | |||
X“Gパッケージ” | 1,447,200円 | |||
X | 4WD | 1,323,000円 | ||
X“S” | 1,387,800円 | |||
X“Lパッケージ” | 1,425,600円 | |||
X“Lパッケージ・S” | 1,490,400円 | |||
X“Gパッケージ” | 1,620,000円 | |||
モーダ | 2WD(FF) | 1,431,000円 | ||
モーダ“S” | 1,495,800円 | |||
モーダ“Gパッケージ” | 1,657,800円 | |||
モーダ | 4WD | 1,603,800円 | ||
モーダ“S” | 1,668,600円 | |||
モーダ“Gパッケージ” | 1,830,600円 |
新型パッソでは、先代モデルで採用した直列3気筒DOHC 1.0リッターの高熱効率ガソリンエンジン「1KR-FE」をさらに改良。吸気ポートのデュアルインジェクター&デュアルポート化、ピストン形状の最適化による高圧縮比化と低フリクション化、スパークプラグの改良による燃焼改善、EGRバルブの応答性向上によるEGR量拡大などを実施。CVTの制御見直しで発進加速や追い越し加速などの車速上昇幅向上、上り坂などでの「坂道モード」制御採用などを行ないつつ、JC08モード燃費は2WD(FF)車でガソリン登録車トップとなる28.0km/L、4WD車で24.4km/Lを実現している。
先代モデルはパッソとパッソ +Hanaの2種類で内外装を使い分けて個性化を図っていたが、今回からはパッソ +Hanaに変えてパッソ モーダ(MODA)を設定。ヘッドライトを中心にフロントマスクの雰囲気を大幅に変更しているほか、インテリアもデザインや色遣いを変えて方向性を変化させている。
ボディカラーは「マゼンタベリーマイカメタリック」「ダークエメラルドマイカ」「レモンスカッシュクリスタルメタリック」の3色を新開発して全12色を用意。パッソ モーダではブラックルーフの2トーンカラーを7種類オプション設定して、合計で19パターンのワイドバリエーションをラインアップする。
このほか、フロントウィンドウのカメラ、フロントグリルのレーザーレーダー、バンパーなどに設置するソナーセンサーを組み合わせる先進安全装備「スマートアシストII」を、一部のグレードにトヨタ車として初めて標準装備。「衝突回避支援ブレーキ(対車両)」など5種類の機能で安全運転をサポートする。