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ホンダ、鈴鹿8耐参戦「Honda HRC」ライダーに高橋巧選手、ヨハン・ザルコ選手など体制発表
2025年6月16日 13:28
- 2025年6月16日 発表
HRC(ホンダ・レーシング)は6月16日、鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿8耐「2025 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会」(8月3日決勝)に参戦する「Honda HRC」など、主なホンダチームの体制を決定して発表した。
ファクトリーチーム「Honda HRC」の参戦マシンは30号車「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」で、高橋巧選手、ヨハン・ザルコ選手が参戦、残り1名はTBA。
高橋選手は、2024年に3年連続の優勝を果たし、鈴鹿8耐での単独最多勝となる6勝を達成。2025年もチームをリードするとともに、記録更新を狙う。ヨハン・ザルコ選手はFIMロードレース世界選手権MotoGPクラスにCASTROL Honda LCR(カストロール・ホンダ・エルシーアール)から参戦中であり、鈴鹿8耐で2年連続の優勝を目指す。
高橋選手は「今年もHRCより鈴鹿8耐に参戦することになりました。今年の鈴鹿8耐は、EWCフル参戦の強豪チームに加え、3メーカーファクトリーチームと全日本の強豪チームもそろい、激戦になることは間違いありません。その中で、鈴鹿8耐で優勝を経験しているチームメートとともに、Honda HRCとして4連覇を狙っていきます。Honda HRCへの熱い応援をよろしくお願いします」とコメント。
ヨハン・ザルコ選手は「今年もHonda HRCの一員として鈴鹿8耐に戻ってくることができて大変うれしいです。この伝統的で誇りあるレースに再び参戦し、日本のファンの皆さまにお会いできることを楽しみにしています。MotoGPでのいい流れをそのまま鈴鹿に持ち込んで、チームメートともに優勝を狙っていきます。鈴鹿でお会いしましょう」とコメントしている。
「SDG Team HARC-PRO. Honda」73号車
「SDG Team HARC-PRO. Honda」は、MFJ全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦している名越哲平選手とFIMロードレース世界選手権Moto2クラスのライダーである國井勇輝選手に、FIMアジアロードレース選手権Asia Superbike1000クラスに参戦している阿部恵斗選手が加わり、3名体制で参戦。
「F.C.C. TSR Honda France」5号車
FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦中の「F.C.C. TSR Honda France」は、過去、EWCのタイトルを2度獲得しており、2025年のEWC第2戦スパ8時間耐久レースで見事優勝を飾った。レギュラーライダーのアラン・テシェ選手、コロンタン・ペロラーリ選手、羽田太河選手の3名でさらにランキング上位を目指し、表彰台獲得を狙う。
「Honda Asia-Dream Racing with Astemo」88号車
FIMアジアロードレース選手権Asia Superbike 1000クラスに参戦中の「Honda Asia-Dream Racing with Astemo」は、2024年参戦したナカリン・アティラットプワパット選手、アンディ・ファリド・イズディハール選手に加え、アズロイ・ハキーム・アヌア選手の3名体制になる。
そのほか、「TATI TEAM AVA6 RACING」4号車にランディ・クルメナッハ選手/ヒューゴ・クレール選手/マルタン・ルノーダン選手、「アステモ・プロホンダ・エスアイ・レーシング」17号車に、野左根航汰選手/荒川晃大選手/TBA、「Team ATJ with docomo business」40号車に、岩田悟選手/鈴木光来選手/國峰啄磨選手、「Honda DREAM RT 桜井ホンダ」71号車に伊藤和輝選手/日浦大治朗選手/ジョシュア・ブルックス選手の参戦が決定した。











