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ダンロップ、ブランド初のラギッドテレーンタイヤ「グラントレック R/T01」ホワイト&ブラックレターの両面仕様

2025年8月 順次発売
オープンプライス
ダンロップ初のラギッドテレーンタイヤ「グラントレック R/T01」装着イメージ

 住友ゴム工業は、DUNLOP(ダンロップ)ブランド初のオンロードとオフロードの双方に対応する性能を兼ね備えたラギッドテレーンタイヤ「GRANDTREK R/T01(グラントレック アールティーゼロワン)」を、8月から順次発売する。発売サイズは全24種類で、価格はオープンプライス。

 グラントレックは、ダンロップのSUV・ピックアップトラック向けタイヤシリーズで、グローバル市場で展開しているブランド。新製品のグラントレック R/T01は、耐久性・走破性に加え、見た目にもこだわるユーザーの心を躍らせるタイヤとして新たに誕生した。

 特にサイドウォールには細部まで意匠を凝らし、両面で異なる表情を楽しめる仕様を採用したほか、大自然をモチーフにした2種類のデザインを施し、片面にはホワイトレター、もう片面にはブラックレターでそれぞれ「GRANDTREK R/T01」のモデル名を表記。好みに応じて、いずれかの面を外側に向けて装着することで、愛車の魅力を際立たせることができる。

左がホワイトレター面、右がブラックレター面

 性能面では、オンロード性能とオフロード性能を両立したコンパウンド(複合ゴム)と構造設計により、オンロードでの操縦安定性と快適性、オフロードでの耐久性と走破性を両立。さらに、路面との接地圧を最適に保つ技術によって、タイヤの偏摩耗(片減り)を抑制した。

 サイドウォールは、広大な大地をモチーフにしたダイナミックなデザインを採用。幅の広いブロックとホワイトレターでスタイリッシュなデザインを演出している。逆面は、鋭利な崖をモチーフにしたアグレッシブなサイドウォールデザインとブラックレターを使用。厚みのあるブロックで耐カット性も確保している。車両に合わせて、好みのデザインを外側にして装着することで、1本のタイヤで異なる表情を楽しめる。

サイドウォールデザイン

 パターンデザインには、荒野を切り裂く野性的なイメージを採用し、あらゆる路面状況で優れた性能を発揮する設計。ブロックを横から支える構造が操縦安定性を高め、スロット(溝)やショルダー部の凹凸が泥や岩をしっかりとらえることで、オフロードでの高いグリップ性能とマッドトラクション性能を両立した。さらに、ブロックに刻んだサイプ(細かな溝)がブロック上部から水を排出し、ウエット性能を確保。加えて、石噛みを防ぐイジェクター、ノイズを抑制するランダムなブロック配置など、細部におよぶ機能設計が連携し、総合的に快適かつ安定した走行を実現した。

パターンデザイン
コンパウンドの主要素材である微粒子カーボンが、ポリマー(ゴム分子)同士の結合点を増やすことでゴムの強度を高め、耐カット性能・耐摩耗性能・操縦安定性能を実現。さらに3種類のポリマーをブレンドすることで、耐摩耗性能・ドライ性能・ウエットグリップ性能のバランスを最適化したほか、接地面にかかる圧力を最適化する構造設計によって、特定部位への負荷の集中を防ぎ、タイヤの偏摩耗を抑制する
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