カヤバ、タイのサイアムモーターパーツ社と販売会社を設立 市販ショックアブソーバの拡販を目指す

拠点外観

　カヤバは7月9日、タイ・バンコクにあるサイアムモーターパーツ社と販売会社を設立し、2025年7月1日より業務を開始したと発表した。

　タイにおける市販ショックアブソーバの拡販を目的に設立されたもので、タイ市場におけるカヤバのプレゼンスの強化、製造・販売・技術（製販技）の連携強化による開発スピードの向上、製品レンジの拡大を図っていく。また、カヤバの海外拠点からのソーシング加速による多様な市場ニーズの取り込みも行なっていくという。

　カヤバは、2025年に設立90周年を迎えた、油圧を核に振動制御とパワー制御技術、システム化技術を駆使した製品を提供する総合油圧機器メーカー。主要製品は四輪・二輪車用ショックアブソーバ、建機・産機用油圧機器（ポンプ、バルブ、モータ、シリンダなど）、鉄道用ダンパ、コンクリートミキサ車、キャンピングカーなどがある。