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ブリヂストン、スポーツタイヤ「ポテンザ」に公道からサーキットまで性能を発揮する「RE-71RZ」と走行性能&低燃費性能をバランスした「アドレナリンRE005」
2025年12月1日 16:54
- 2026年2月 発売
- ポテンザ RE-71RZ:2万2660円~12万2430円
- ポテンザ アドレナリンRE005:1万9910円~10万5710円
ブリヂストンは、スポーツタイヤブランド「POTENZA(ポテンザ)」の乗用車用タイヤ「ポテンザ RE-71RZ(アールイーナナイチアールゼット)」と「ポテンザ Adrenalin RE005(アドレナリン アールイーゼロゼロファイブ)」を、2026年2月より発売する。発売サイズ数はポテンザ RE-71RZが61サイズ、ポテンザ アドレナリンRE005は40サイズ。価格はポテンザ RE-71RZが2万2660円~12万2430円、ポテンザ アドレナリンRE005が1万9910円~10万5710円。
ポテンザ RE-71RZの特徴
ポテンザ RE-71RZは、リアルスポーツタイヤの系譜「RE-71R」を継承し、日常走行に加えサーキット走行までアクティブに楽しみたいユーザーのために、ストリートラジアル最速を追求した商品。
プロドライバーである佐々木雅弘氏、立川祐路氏も実車評価に携わり、サーキットで培ったノウハウをタイヤ開発に注ぎ込むことで、高いドライグリップとハンドリング応答性を両立。あらゆる条件で思い通りの走行を可能とし、筑波サーキット・コース2000のラップタイムは、従来品「ポテンザ RE-71RS」対比で1.2%の短縮に成功。
加えて、ウェットでの高い走行性能も確保しながら、従来品対比でサーキットにおける耐摩耗性能を向上させ、走りを追求するユーザーにより長く高いパフォーマンスを提供するとしている。
ポテンザ RE-71RZの搭載技術
モータースポーツで培った知見を注ぎ込み、「ナノプロ・テック」技術を活用し、シリカとポリマーを最適配合した新開発ゴムを採用。従来品以上にゴムが路面にしっかり食い込んでグリップを発揮することで、ドライ・ウェット両路面で優れた走行性能を実現。
また、接地面積と溝設定を最適化させた新開発のパターンを採用。ブロック剛性を高めるスリックショルダーを採用し、IN側には排水性を高めるワイドストレートグルーブを配置することで、グリップ力とサーキットでの耐摩耗性を高次元で両立している。
さらに、タイヤ開発を支えるブリヂストン独自のシミュレート&計測技術「ULTIMAT EYE(アルティメット アイ)」を活用し、タイヤの構造・形状を見直すことで、より均一な接地面を実現し、コーナリング時により高いグリップ力を発揮してくれるという。
「POTENZA RE-71RZ」開発テストドライバーのコメント
佐々木雅弘氏:グリップ力とコントロール性能を高いレベルで両立していることが、「POTENZA RE-71RZ」のストロングポイントです。公道走行でのドライ・ウェット性能を向上したうえで、サーキットにおけるさらなるタイム短縮と耐摩耗性能向上を実現し、さまざまなシーンで高い性能を発揮できるのも大きな魅力。日常、サーキットの両方において楽しく扱いやすいタイヤです。
立川祐路氏:優れたグリップ力を実現しながら、誰もが意のままに操れる感覚を堪能できる、扱いやすさにこだわったタイヤです。高いグリップ力をすぐに引き出せるウォームアップ性能と、濡れた路面でもしっかりと性能を発揮するウェット性能についても追求し、総合性能を高いレベルでまとめ上げられました。
ポテンザ アドレナリン RE005の特徴
ポテンザ アドレナリン RE005は、スポーツカーのみならず、日常のドライブを楽しむ幅広い車種をターゲットにした製品。日常から週末のワインディングや高速道路まで走りを楽しみたいユーザー向けに、優れた操縦安定性と運転の楽しさを感じながら“気持ちよく走る”ことを目指したタイヤ。
高速道路での安定感やコーナーでのグリップ感を楽しみ、幅広いシーンで「操る楽しさ」を感じられる走行性能を実現したほか、雨の日でも安心感をもって走行できるウェット性能を向上させ、 全40サイズでウェットラベリング「a」グレードを達成。
また、転がり抵抗性能は、19サイズで「A」グレードを達成するなど、安全性を向上したうえで快適性能やサステナビリティにつながる低燃費性能も追求しながら、日々の運転をより楽しく、快適にサポートするとしている。
ポテンザ アドレナリン RE005の搭載技術
ウェット性能・低燃費性能に貢献する、「ナノプロ・テック」によるシリカとポリマーの最適配合による新開発のコンパウンドを採用。また、骨格部材にも新開発のゴムを適用し、低燃費性能を向上。
また、接地面の排水性を向上させるパルスグルーブを採用した新開発のパターンを導入。アドレナリン専用パターンとしてアルファベットの「A」の形状をモチーフとした「Aシェイプ」を継承し、ハンドリング性能も向上させている。さらに、高次元のハンドリング性能と低燃費性能を両立する骨格形状(ケースライン)を採用した。






