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TOYOTA GAZOO Racing、ハースF1チームのタイトルパートナーとして2026年シーズンのF1に参戦

2025年12月4日 発表
TGRハースF1チームとして2026年のF1に参戦する

 ハースF1チームは12月4日、2026年のF1(FIAフォーミュラ・ワン世界選手権)に向けて、TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)がチームのタイトルパートナーになることを発表した。

 チーム名は、TGRハースF1チームに改称され、トヨタ自動車のモータースポーツ競技および研究開発部門であるTGRが、クルマづくりに欠かせない「People(人材)」「Pipeline(データ解析・活用)」「Product(車両開発)」の三要素においてさらに連携を強化し、共に戦うとしている。

 今後、TGRハースF1チームは2026年1月23日に、VF-26のカラーリングをオンラインで公式発表する。

 今回の発表について、トヨタ自動車 会長 豊田章男氏は「2025年の挑戦をともに過ごし、TGRの若いドライバーやエンジニアが自分の可能性を信じ、さらに大きな夢へ向かって走り出している姿を見て、私は改めて心が動かされました。そして今、はっきりと感じています。—トヨタは、ついに本気で動き出した。小松代表には、TGRの若い仲間たちの可能性を信じ、同じ目線で、同じ情熱で、未来に向き合ってくれたことに心から感謝しています。小松代表とは、『モータースポーツを日本の文化に育てたい』『その文化を支える“チームの文化”を共につくりたい』という思いを強く共有できています。来年、Haasとの提携をさらに前へ進めることで、TGRの3P(People・Product・Pipeline)は、これまでとは違う速度で動き出します。若い世代が世界へ続く階段を登り始める――そんな未来を、いよいよ現実にする時が来ました。モータースポーツを愛し、夢を抱き、それを自分の手でつかみにいける日本をつくるために。ジーンさん、小松さん、Haasの皆さんと共に、“文化”と“チーム”を創る挑戦を、ここから本気で進めていきます。トヨタも、いよいよ走り始めました」とコメントしている。