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フジテレビ、F1を2026年から地上波で放送 日本国内における5年間の独占契約を締結
期間は2026年~2030年の5年間
2025年12月5日 13:21
- 2025年12月5日 発表
CS放送やインターネットチャンネル、FODなどで全セッションライブ中継
フジテレビ(フジテレビジョン)は12月5日、Formula 1(F1)の日本国内における独占オールライツ契約を締結したと発表した。この契約により、国内での放送と配信に関する権利をフジテレビが独占的に保有することとなる。
契約期間は2026年~2030年の5年間にわたる長期契約となり、今後は放送と配信を一体的に展開することで、これまでにない新時代のF1視聴体験を届けていくとした。
フジテレビは、F1日本グランプリが鈴鹿サーキットで初開催された1987年に中継を開始して以来、長年にわたってF1中継を通じてモータースポーツの魅力を伝えてきた。5年間の日本国内独占放送・配信権がスタートする2026年は、F1中継40年目の節目となり、地上波では11年ぶりに放送が決定。1998年に開始したCS放送中継は29年目を迎え、さらに動画配信サービス「FOD」においてライブ配信を初めて実施する。
2026年シーズンは3月にオーストラリアで開幕し、第3戦に注目の日本グランプリが予定されている。フジテレビは、地上波で厳選したレースを最大5戦ダイジェストで放送。CS放送チャンネル「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」、インターネットチャンネル「フジテレビNEXTsmart」、動画配信サービス「FOD」などで、フリー走行、予選、スプリント予選、スプリント決勝、決勝を含む全24戦全セッションをライブ中継する。
さらに、CS、FODではグランプリのない週末に、レースの模様を情報満載で徹底的に振り返る「F1GPニュース」を放送するほか、オフシーズンには5時間でシーズンを総括する「FORMULA 1総集編」や、貴重な過去の名シーン番組など、充実のラインアップを用意する。
また「FOD」は、日本で初めてF1公式ストリーミングサービス「F1 TV」との連携もスタート。「F1 TV Pro」「F1 TV Premium」が「FOD」とのパートナーシップによって日本で展開され、F1が提供するあらゆるコンテンツを新たな形で体験できるようになる。
なお、地上波放送予定日(24戦中最大5戦)および、F1コンテンツを視聴できる「FOD」の新サービス「F1 TV」の詳細は、後日発表される。
フジテレビジョン 代表取締役社長 清水賢治氏は「フジテレビとFormula 1の歩みは、日本のモータースポーツ文化の発展とともにあり、1987年の中継開始以来、アイルトン・セナ選手とアラン・プロスト選手による歴史的名勝負から現在に至るまで、数々の興奮と感動をお届けしてまいりました。このたび、2026年からの5年間にわたり、F1の日本国内独占放送・配信契約を締結できましたことを、誠に光栄に思います。真のコンテンツカンパニーを目指し、社内に『F1ブームアップ委員会』を発足し、全社一丸となりF1コンテンツの拡充に取り組んでまいります。長年F1を支えてくださるファンの皆さまの情熱に応えるとともに、これからF1に触れる新たな世代にも、F1のすべての瞬間をお届けしてまいります。日本のF1の歴史をともに歩んだフジテレビが、再びその歴史を前進させる役割を担えることをうれしく思います」とコメント。
Formula 1メディア権利・放送担当最高責任者 イアン・ホームズ氏は「フジテレビとの関係を継続できることを大変うれしく思います。フジテレビは、Formula 1が日本で初めてレースを開催した当初からともに歩んできた放送パートナーであり、これまでの長年にわたる多大なご尽力に心より感謝するとともに、その揺るぎないコミットメントに深く敬意を表します。F1は現在、世界的に大きな成長を遂げ、より幅広く多様な視聴者層にリーチしていますが、その成長を長期的なパートナーであるフジテレビと共有できることをうれしく思います。フジテレビが今後もF1の魅力を日本の皆さまにさらに革新的かつ進化した形で届けてくださることを確信しており、より多くのファンの皆さまがF1の世界に触れてくださることを楽しみにしています」とコメントしている。
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