三菱ふそう、大型観光バス「エアロクィーン」「エアロエース」新型モデル ドライバー顔認識カメラ刷新で安全性向上

大型観光バス「エアロクィーン」および「エアロエース」の新型モデルを発売

　三菱ふそうトラック・バス（MFTBC）は12月18日、大型観光バス「エアロクィーン」「エアロエース」の新型モデルを12月に発売すると発表した。東京地区販売価格はエアロクィーンが5704万7000円、エアロエースが5375万3000円。

　新型エアロクィーンと新型エアロエースは、コネクテッド技術などの進化にともない高まるサイバー攻撃へのリスクに対応するため、外部からの不正アクセスを防ぎ、車両を保護するサイバーセキュリティの法規に適合させたモデル。

新型「エアロクィーン」（撮影用特別仕様車）

新型「エアロエース」（撮影用特別仕様車）

　また、白線認識カメラや各種センサーによる情報に加えて、顔認識カメラでドライバーの顔の動きをとらえて運転注意力をモニタリングし、運転注意力の低下による事故の発生を予防する先進安全システム「アクティブ・アテンション・アシスト（Active Attention Assist）」の顔認識カメラを刷新。

　新型モデルでは、顔認識カメラをダッシュボード上に配置することでドライバーの顔をより認識しやすくし、顔の動きをとらえる検知性能を向上させた。

顔認識カメラでドライバーの顔の動きをとらえ、システムが運転注意力低下を検知するとブザーと画面表示で警告する

アクティブ・アテンション・アシストの「顔認識カメラ」がダッシュボード上に配置された