ニュース

2代目「CR-X」がダイキャスト製シャシーで初登場 「ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5」12月25日予約開始

2025年12月25日 予約開始
ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「1988 ホンダ CR-X」

 マテル・インターナショナルは12月25日、ダイキャストカーブランド「ホットウィール」より、「1977 トヨタ セリカ」「トヨタ AE86 スプリンタートレノ」「日産 スカイライン 2000GT-R LBWK」「ダットサン 620」「1988 ホンダ CR-X」といった1970~1980年代の名車5種をラインナップした「ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5」の予約を開始した。それぞれ価格は900円で、2026年2月下旬より順次発売される。

 ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5では、ドリフト文化を代表する「AE86」、カスタム界の象徴となる「LBWK(リバティーウォーク)」、USで愛される「ダットサン 620」、日本車スポーツの代表格「セリカ」、ホンダの名コンパクト「CR-X」と、世界中で愛される1970~1980年代の日本の名車5車種が集結。

 商品は特徴的な個性を持つ「語れる車」を忠実に再現、背景のパッケージは、カーカルチャーシリーズ10周年を記念するロゴと日本をイメージしたものにすることで、日本で育まれた多様な自動車ムーブメントを味わえる、コレクター必見のシリーズとしている。

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「1988 ホンダ CR-X」

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「1988 ホンダ CR-X」

 ホンダの2代目「CR-X」がダイキャスト製シャシーを備えた仕様で今回初登場。最小限に抑えた車体サイズや車重を武器に低燃費を実現したエコカーとして開発された初代CRXのコンセプトを受け継ぎつつ、フロントサスペンションの刷新によってボンネット高を下げ、エンジン搭載を感じさせないロー&ワイドなスタイルを実現したことで知られる。テール上部に配置された補助ウィンドウのデザインも特徴的で、ホットウィールでは黒塗りでその造形を表現した。

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「1977 トヨタ セリカ」

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「1977 トヨタ セリカ」

 日本のスペシャリティカーとして高い人気を獲得したトヨタ セリカを、1973年に登場したリフトバック(LB)仕様の後期型という設定で精密に再現。最大の特徴となる後期型の6条テールランプや、実車のスタイリングを踏襲したシャープなリアビューを新規金型で丁寧に造形し、ホットウィールらしい確かな存在感を生み出した。また、オーバーフェンダーや前後スポイラーを組み合わせることで、当時のスポーティな雰囲気をさらに強調する仕上がりとした。

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「トヨタ AE86 スプリンタートレノ」

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「トヨタ AE86 スプリンタートレノ」

 1983年に登場した4代目スプリンタートレノは、型式名AE86から「ハチロク」として世界的に知られる存在となった。ドリフト走行に適したFRレイアウトを採用したことで走行性能に優れ、後継のAE92型がドリフトに不向きな前輪駆動へ移行した結果、中古車となってから一部のファンの間で高い支持を得るようになりました。ホットウィールでは前期型トレノを題材に、リトラクタブルヘッドライトを展開した状態を的確に再現し、メタリックオレンジの単色ボディにカーボン柄のエンジンフードを組み合わせることで、AE86らしいスポーティな魅力を強調した。

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「日産 スカイライン 2000GT-R LBWK」

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「日産 スカイライン 2000GT-R LBWK」

 1980年代に全盛期を迎えた街道レーサー文化を現代に蘇らせた愛知のLBWKのカスタムスタイルは、現在も高い人気を保つという。ホットウィールは、中でもLBWK代表が手がけた4代目スカイラインをベースに、街道レーサースタイルにカスタムされたマシーンを題材にした。吊り目気味の角型ヘッドライトやスムージング処理を施した独特のリアまわりを丁寧に造形し、濃いブルーメタリックのボディにゴールドホイールを組み合わせることで、当時のレーシングムードをしっかりと表現した。

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「ダットサン 620」

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5「ダットサン 620」

 アメリカでパッセンジャーカー的な使い方で老若男女に人気を得てきたピックアップトラックをテーマにした一台。日本では日産 ダットサントラック、通称ダットラと呼ばれる小型ピックアップをモチーフに、車高を落としてオーバーフェンダーを備えた日本の街道レーサー的な改造が施された仕様へとアレンジした。車高を落としたシルエットにオーバーフェンダーとフロントスポイラーを組み合わせ、ベージュのクラシカルなボディにブラックパーツが映える仕上がりとした。ヘッドライト内側の「×」マーキングは、実車で用いられる飛散防止テープを再現し、ミニカーながらもリアルな雰囲気を感じられる構成としている。

ホットウィール カーカルチャー ジャパンヒストリックス5