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アステモ、子会社Cypremosの次世代モビリティ開発プラットフォーム「SDV Engineering Suite」をオートモーティブワールド2026で初公開
2026年1月20日 10:33
- 2026年1月21日〜23日 開催
アステモ(Astemo)と同社完全子会社Cypremos(Astemo Cypremos)は1月19日、自動車技術展「オートモーティブワールド2026」(東京ビッグサイト:2026年1月21日〜23日開催)のSDV EXPOエリアに共同出展すると発表した。
会場では、アステモの「IoVプラットフォーム」のコンセプト展示とともに、Cypremosの次世代モビリティ開発プラットフォーム「Cypremos SDV Engineering Suite」のデモンストレーションを初公開する。
Cypremosは、アステモ100%出資のSDVにおけるソフトウェア・クラウドサービス企業で、アステモが掲げる「IoVプラットフォーム」をクラウド、IT、AIの技術により具体化した。
会場でデモンストレーションが実施される「Cypremos SDV Engineering Suite」の特徴は、車両をまるごと仮想化し、クラウドでソフトウェア開発を実現する環境や開発ツールを提供するもの。今後、さまざまな自動車メーカーや関連パートナーへの外販化を想定している。
具体的には、SDV向けソフトウェア開発を加速させる仮想開発の構築から開発ツールの提供までを含む最適なソリューションとなり、これまで車両やコーディングを行なう端末などの実機上でのソフトウェア開発を前提としていたものを、クラウド環境でソースコードを実行可能な形に変換する工程となるシミュレーション・ビルドや検証までを可能とすることで、開発スピードの大幅な向上と開発工数削減を実現させる。
さらに、顧客のニーズや既存の開発環境に合わせて柔軟にカスタマイズして導入することが可能で、具体的には必要なソリューションをサービス単位で選択して導入できるため、初期投資を抑制。また、継続的なソフトウェアの開発・テスト・リリース作業「CI/CDプロセス」の自動化により、モデルやコードが更新されるとビルドからテストまでを自動で行なう作業工程を提供することで、SDVの進化サイクルを迅速に推進することが可能になるという。
また、AI技術による開発・検証工程の自動化も特徴となっており、AI技術を活用することで、開発プロセスにおける「設計・実装・検証」の各工程を加速・効率化。具体的には設計・実装フェーズにおいて、要件の曖昧さや重複の排除などの精度チェックや、既存コードから対象ハードウェア用コードへの変換など、ソースコードの開発をサポート。また、検証フェーズにおいては自然言語で書かれた要件から、テストケースと実行可能なテストスクリプトを自動生成し、効率的なテストを実現するという。
