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WRC第7戦ラリージャパン2026、DAY1の勝田貴元は6位 トップはエルフィン・エバンスでトヨタが1-2-3-4-6位

ラリージャパンのDAY1は6位となった18号車 勝田貴元/アーロン・ジョンストン組

 WRC(世界ラリー選手権)第7戦ラリージャパンが5月28日~31日の4日間にわたって、愛知県・岐阜県を舞台に開催されている。29日からはデイ1として6つのSS(スペシャルステージ)が行なわれ、各選手の戦いが始まった。

 日本人として唯一トップクラスのラリー1に参戦している18号車 勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は、今シーズンすでに2勝を挙げ、シリーズランキングも2位でラリージャパンを迎えることになった。

 ラリージャパンは、今シーズン最後のターマック(舗装路面)ラリーとなり、スタート順が早い方が有利に働く部分がある。勝田選手自身もそのことについて語っており、スタート順が33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組に次いで2番手となったラリージャパンにおいて、日本人最多勝となるWRC 3勝目を目指していく。

豊田市駅前をリエゾン中の勝田選手を応援する太田市長

 この初日にトップに立ったのが、33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組。エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組は、2位の99号車 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組に15.7秒の差を付けた。

 勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は、SS1でコーナリングラインが脹らんだ結果、タイヤにダメージを負いタイムが伸びない状況に。SS1では6.7秒差の7番手タイムとなった。

 このダメージが響き、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組の初日はトップに1分3秒8差の6位に。5位とは5.6秒差と差は小さいものの、ラリーとしては出遅れる結果となった。

 トヨタ勢は1-2-3-4-6位となり、勝田選手は6位からの巻き返しを図っていく状況にある。

 今シーズンの勝田選手は、出遅れてからの粘り強さを発揮しており、2日目からの巻き返しに期待したい。

勝田貴元選手

ヤリ-マティ・ラトバラ氏(チーム代表)

ラリージャパン初日は素晴らしい一日となりました。秋ではなく夏を迎えようとしている時期ではありますが、昨晩の雨の影響で木陰は路面が湿っており、依然トリッキーなコンディションでした。SS2ではエルフィンが素晴らしいタイムを記録して大きなギャップを築き、危ない場面に遭遇したドライバーもいましたが、我々のドライバーは全員走り続けていますし、上位につけてもいますので、ほぼ完璧なスタートとなりました。もちろん貴元はもっと良いスタートを切ることを望んでいましたが、ホームラリーは往々にして最も難しいものです。例えば、ユハ・カンクネンとカッレ・ロバンペラも、ラリー・フィンランドで初優勝したのは、何度か世界チャンピオンになった後でした。ですので私は彼に、リラックスしてドライビングを楽しむように伝えました。そうすれば、自信とスピードは自然とついてくるはずです。

エルフィン・エバンス選手(GR YARIS Rally1 33号車)

ラリー初日は良いスタートを切ることができました。午前中は路面コンディションが目まぐるしく変化し、木陰には濡れて滑りやすい箇所が多くあるなど、難しいスタートとなりました。グリップの変化を読み取るのは非常に困難でしたが、午前のループは良いリズムでうまく走り切ることができました。午後は路面が乾いてきて、私たちよりも後方のドライバーたちが猛追してきていました。ですので、この順位を維持するためには、明日以降もベストを尽くす必要があると認識しています。

セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 1号車)

ラリーのスタートとしてはまずまずでしたが、完全に理想的だったとは言えませんし、さらに良い結果を期待していました。クルマのセッティングに関してまだベストなポイントを見つけることができていないため、思うようにプッシュできませんでした。今夜もクルマをさらに改善し、もう少しスピードを引き出す必要があります。タイム差は全体的に非常に僅かだったため、細かい部分の調整が効くはずですが、今朝のイセガミズトンネルの1本目ではタイムをかなり失ってしまいました。エルフィンは今日非常に調子が良かったので、トップとの差はかなり開いていますが、プッシュし続けます。

オリバー・ソルベルグ (GR YARIS Rally1 99号車)

全体的には良い一日でした。このクルマで日本のステージを走るのは初めてでしたが、ペースにはかなり満足していますし、どのステージでもチームメイトと互角に戦うことができました。午前中の3本目のステージでは動物を避けるために減速せざるを得ず、そこでかなりタイムを失ってしまいましたが、それ以外はすべて順調でしたし、午後は自分たちが最速だったと思います。まだまだ先は長いですが、引き続きプッシュしベストを尽くします。

勝田貴元(GR YARIS Rally1 18号車)

今日は期待していたほど順調にはいきませんでした。コンディションは非常に難しく、濡れて滑りやすい場所を把握するのが本当に難しかったです。残念ながら最初のステージでパンクをしてしまったことで、その後はウェットコンディションで、ハードタイヤを使わざるを得ませんでした。午後はタイムと順位を取り戻そうと全力を尽くしましたが、タイヤ戦略がうまく機能しませんでした。まだ2日間残っていますし、諦めるつもりはありません。応援してくださるファンの皆さんのために、とにかく良い走りをしたいと思っています。

サミ・パヤリ (GR YARIS Rally1 5号車)

驚くほどトリッキーな一日でした。特に午前中は路面が非常に滑りやすく苦労しました。最初のステージのタイムはなかなか良かったのですが、その後は自分が望んでいたようなペースを見つけるのに苦労しました。その状況は午後も少し続きましたが、一日の最後にはステージ優勝を果たすことができましたし、クルマのフィーリングも本当に良かったので、明日に向けて正しい方向性を見出せたことを願っています。ラリーはまだ始まったばかりなので、プッシュし続けなければなりません。

DAY1でトップに立った33号車 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組