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パイオニア、「2026カロッツェリア新商品体験会」で業界初のドルビーアトモス対応DAなど展示
2026年6月15日 19:13
- 2026年6月12日~13日 開催
パイオニアは6月12日~13日、ベルサール秋葉原(東京都千代田区)において「2026夏 カロッツェリア新商品体験会」を開催した。初日は報道関係者向けをメインとしたもので、夕方以降および翌13日は一般向けのイベントとして実施された。
この夏の新製品は、発表されたばかりの空間オーディオ技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応した10.1インチディスプレイオーディオ「DMH-SF1000」をはじめ、サイバーナビ史上最高の音質を追求したという「サイバーナビ LIMITED EDITION」、そして大きな注目を集めたレトロデザインのボックススピーカー「TS-X40」、ドライブレコーダー、デジタルミラー、車載用スマートフォンクレイドルなど多岐に渡るラインアップ。会場にはDMH-SF1000やサイバーナビLIMITED EDITIONを装着したデモカー5台が用意され、それぞれ視聴することが可能となっていた。カーナビは写真や映像である程度は確認できるものの、オーディオの場合は実際に聞いてみないと違いがわかりづらいため、こうした機会が設けられたのは大きい。
また、2026年は1986年に誕生したカロッツェリアブランドの40周年に当たることから、これまでに発売された象徴的なモデルの実機展示が行なわれたほか、新製品などの特別販売も実施された。
なお、新製品の詳細については過去記事を参照していただきたい。
選ぶことだけでも楽しい。そういったカーライフ自体をお客さまに楽しんでもらいたい
体験会の冒頭、主催者を代表して登壇したパイオニア マーケティング推進部 部長 紺野賢一氏は、40周年を迎えたことについて感謝と感慨を述べたのち、カロッツェリアは「“新真(しんしん)価値”を届ける」をコンセプトにしてきたと前置き。これは、“新”は「世界初や新機能をお客さまに提案していく」、“真”は「お客さまにとって有効なのか、お客さまのドライブにとって何が大事で、大事なことを突き詰めるとはなにか」を理念としてモノづくりを行なってきたと述べた。それを体現したのがDMH-SF1000における業界初のドルビーアトモス対応であり、サイバーナビ LIMITED EDITIONや光るボックススピーカーといえそうだ。最後に今年は「選ぶことすら楽しい カロッツェリで叶えよう」をテーマに据え、「お客さまのクルマを中心として、私たちはいろいろなカテゴリー、いろいろなアイテムを持っておりますので、それをひとつ組み合わせるもよし、ひとつひとつ付けていただくもよし、なんだか選ぶことだけでも楽しいみたいな、そういったカーライフ自体をお客さまに楽しんでもらいたい」と締めくくった。
続いてパイオニア マーケティング推進部 国内マーケティング課 堤大士氏が2種類のメインユニット、サイバーナビとディスプレイオーディオについて説明。サイバーナビ LIMITED EDITIONについては、これまでにもアップデートで「サイバーナビ史上最高音質」を実現してきたが、「今回はさらにそれを上まわる音質を実現した」とのコメント。また、限定カラー「ルナリスブルー」の採用や限定シリアル入り「アルミプレート」、オーナー限定のオープニング画像などを用意していると述べた。
DMH-SF1000については業界初のドルビーアトモス再生による空間オーディオに加え、より多くのユーザーが楽しめるように独自技術「ステレオスペーシャルサウンド」を搭載したほか、ワイヤレス接続のAndroid AutoとApple CarPlay、スマホ用の専用アプリ「PxLink」、10.1インチのHDディスプレイなどを用意したと説明。2014年に国内初のApple CarPlay対応のメインユニットを発売して以来、積み上げてきたノウハウやラインアップの拡充などが生きてきた商品だと述べた。「今まで空間オーディオをイヤホンであったりヘッドホンで楽しんでくださっている方もそうですし、あとはクルマの中で音を楽しむことが好きだという方もそうですし、新しい技術が好きな人なども、この空間オーディオ、ドルビーアトモスといった部分は琴線に触れるような技術だったりしますので、そういった方にぜひ楽しんでいただけたらと思っています」とまとめた。
サイバーナビの音響開発を担当したパイオニア 第1H設計部 2課 松永祥太氏は、「今までのサイバーナビも史上最高音質と謳っておりましたが、それをさらに今回グレードアップして、さらなる史上最高音質ということで開発が始まっております」と前置き。それを実現したキーパーツとして「日清紡MUSESブランド ハイエンドオーディオ機器向け高音質オペアンプ」と「高音質フルカスタムトロイダルコイル」を挙げ、この2つが根幹の音を作り上げているとした。そのほかにも「銅メッキビス」などの部品を採用するとともに、使用箇所の選定などの調整により「LIMITED EDITION、史上最高音質、さらなる高みへ」を完成させたという。
ディスプレイオーディオのサウンドを担当したパイオニア 第1H設計部 5課 田上宣昭氏は、「クルマの中で新しい音楽体験を提供したい」という思いから空間オーディオ再生に取り組んだと前置き。ドルビーアトモスに代表される空間オーディオは、7.1.4チャンネル、合計12個と非常に多くの信号チャンネルを持っており、それを車内で再現するには非常に多くのスピーカーを必要とするが、それを4チャンネルにミックスダウンするとともに、パイオニアが持つ「オートタイムアライメント」「オートEQ(イコライザー)」を利用することで個々のクルマに合わせたセッティングを実現。「従来のステレオの音楽というものがフロントに、自分の目の前にステージがあって、目の前でボーカルが歌っている、楽器が演奏されている」のに対し、「空間オーディオはクルマ全体、空間全体で音楽を楽しむ、クルマのあらゆるところから360度、前後、左右、上下いろいろなところから音が降ってくるように包まれるという、空間全体で音楽を楽しむような体験」ができると述べた。
ただ、その場合、「iPhone」で「Apple Music」を経由して「Apple CarPlayで再生」する必要があることから、Android AutoとApple CarPlayでも立体感あるサウンドを楽しめるステレオスペーシャルサウンドを用意。こちらは2chのステレオソースを独自技術で3D化、空間全体で包まれるような音場感を作り上げているとした。
パイオニア マーケティング推進部 国内マーケティング課 野末大祐氏がメインユニット以外について説明。ボックススピーカー TS-X40については「四角く武骨な形」「グリルまわりにつくシルバーのリング」「見えているネジ穴」など当時の格好よさをオマージュしつつ、現代的なデザインや音響面にもこだわったとコメント。通常はドアに装着されるリアスピーカーより高い位置に装着するので、DMH-SF1000の空間オーディオとのマッチングもよいとコメント。
そのほか、画質の強化はもちろん駐車監視機能の標準化、64GB大容量SDカード付属など、迷わずチョイスできる決定版としてドライブレコーダーVREC-DH610Dや、11型IPS液晶を採用しつつ視界の妨げにならない装着を可能にしたデジタルミラーなどを用意していると述べた。
最後にドライブレコーダーを担当したパイオニア PdM部 PdM2課 渡部正司氏、デジタルミラーを担当したパイオニア PdM部 PdM2課 竹田祐太氏が登壇し、それぞれの特徴を解説した。
実際のサウンドを体験できるデモカーを用意
会場にはDMH-SF1000やサイバーナビ LIMITED EDITIONを装着したデモカーが用意され、実際に視聴することが可能となっていた。


















































































