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アプリリア、新型「RSV4ファクトリー1100」 220HPを誇るフラグシップスーパースポーツバイク
2026年7月17日 20:13
- 2026年7月14日 受注開始
- 363万円(限定12台)
アプリリア(ピアッジオグループジャパン)は7月14日、MotoGPマシン由来のウイングレットや、最新テクノロジーである予測型電子制御システムを採用し、高度なサーキットパフォーマンスを実現するフラグシップスーパースポーツバイクの新型「RSV4 Factory(ファクトリー)1100」の受注を開始した。限定12台で価格は363万円。出荷開始時期は2026年8月。
新型RSV4ファクトリー1100は、レースで勝つために作られ、かつてはRSV4をベースにしたモデルでMotoGP(世界選手権)にも参戦するなど、約11年間にわたり批評家の称賛と多くのカテゴリーで勝利を獲得してきたスーパーバイク。
ファクトリーとは卓越した性能を示す名前で、この名を冠するバイクはノアーレの開発チームの技術力の頂点を象徴するものとなり、RSV4ファクトリー1100はその最も純粋でアグレッシブな表現。また、シェイクダウン・インディゴのカラーリングは最先端のデザインと空力ソリューションを際立たせ、ノアーレのレース部門における伝統と革新のスピリットを彷彿とさせる色味になっているという。
さらに、MotoGP由来の統合型ウイングレットを備えた新デザインを採用したほか、高いサーキットパフォーマンスを実現する予測型電子制御マネジメントシステムを新たに搭載。排ガスのEURO 5+規制をクリアしつつ最高出力を220HPへと引上げ、エアロダイナミクスを含め複雑化する革新的なソリューションを開拓するというアプリリアの取り組みを反映した1台へと仕上げている。
ボディワークは、ライダーのプロテクション性能向上と空気抵抗の低減という2つの主要な目的の基に新しく再設計。2枚のウイング面を重ねて配置した新採用のウイングレットは、MotoGPでの経験に基づき風洞実験で改良され、ダウンフォースを増加させることで高精度のコーナリングと高速安定性を向上させた。
また新しい空力設計は、ライダーへの熱の伝わりを軽減する効果を発揮するより強力な新型ラジエーターファンの採用や、フェアリングの一部に燃料タンクとライダーの脚の間に空気が入り込むのを防ぐ特殊な形状のカウルを採用したことで、あらゆる状況下での快適なライディングを両立した。
新しくなったフェアリングは、従来のRSV4と比較して空気抵抗係数(CX)を6%、ウィリー傾向を8%低減し、加速性能を向上。新しいサイドパネルは、再設計されたテールセクションとシームレスに一体化された。軽量でミニマルなリアライトユニットはナンバープレートホルダーに取り付けられ、リアウインカーユニットがブレーキランプの機能も担っているので、ナンバープレートホルダーを取り外すだけでサーキット仕様へと変更できる。
コクピットは、燃料インジケーターが加わった新グラフィックへとアップデートされた5インチカラーTFTディスプレイを採用。ライダーに必要な情報を明瞭かつ直感的なレイアウトで表示。ハンドルバーのスイッチボックスはバックライト付きで、夜間での各種設定や操作も容易になったほか、軽量アルミニウム製トップブリッジは新デザインへと変更され、ブレンボ製ブレーキシステムは、従来モデルの“Stylema”キャリパーよりも軽量かつ高効率な新型“Hypure”キャリパーへと強化された。
65度バンクのV型4気筒1099㏄エンジンは最高出力220HP/13000rpm、最大トルク127Nm/10800rpmを発生し、世界でもトップレベルのパワフルな公道走行可能なスーパースポーツバイクとしての地位を確立。Euro 5+排出ガス規制に適合したこのエンジンは、52mmのスロットルボディと再設計されたエキゾーストシステムが特徴になっている。
新たな電子制御パッケージを採用
新型RSV4ファクトリー1100は、ライダーが自分の限界を探りながら安全に段階的に上達できる新たな機能と調整機能を追加している。
車両パラメータ(速度、バンク角、ギアポジション、スロットルポジションなど)をリアルタイムで処理し、計算により介入するタイミング予測して、ライダーの力量に合わせたスムーズで正確な制御を実現する。
また、6軸慣性プラットフォーム、ライド・バイ・ワイヤ式電子制御スロットル、3段階のコーナリングABSとaPRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)の制御を管理する3つのライディングモードを標準装備している。
レース由来のシステムパッケージ「aPRC」の機能
ATC(アプリリア・トラクション・コントロール)
走行中でもスロットルを閉じずに8段階のレベル調整が可能。より効果的な介入ロジックを実現し、新たに3段階の独立したレベル設定が可能なASC(アプリリア・スライド・コントロール)と連携して動作する。
新機能AWC(アプリリア・ウィリー・コントロール)
3段階の調整が可能な新たなウィリーコントロールシステムは、予測的な制御方式を採用し、ウィリーが発生している最中に急に介入するのではなく、ウィリーが発生する前にスムーズに介入することでパフォーマンスを向上。サーキット走行向けに設計された適応型機能で、ライダーの特性を学習しつつ最適なパフォーマンスを確保するために介入レベルを自動的に調整していく。
AEM(アプリリア・エンジン・マップ)
エンジンの特性とパワーデリバリーを調整できる3種類のマップを有している。
トラックパック(標準装備)の機能
レースダッシュボード
サーキット走行に特化したメーターグラフィックレイアウトを装備。
ALC(アプリリア・ローンチ・コントロール)
サーキット専用のスタートアシストシステムで、サーキット走行専用に3段階の調整が可能となり、効果的なスタートダッシュが可能になる。
APL(アプリリア・ピット・リミッター)
ライダーがピットレーンでの最高速度を選択・制限したり、公道の速度制限を容易に遵守するのに便利なシステム。
コンフォートパック(標準装備)の機能
コーナリングライト
ヘッドライトハウジング内に搭載された補助ヘッドライトがコーナー内側を照らし、コーナリング時の視認性を向上する。
レースパック(標準装備)の機能
GPSモジュール
レーシングバイクと同様に、サーキットでのラップタイムを自動で記録できる。
アプリリア「RSV4ファクトリー1100」主要諸元
エンジン形式/4ストローク 水冷65°V型4気筒 DOHC 4バルブ
総排気量/1099 cc
ボア×ストローク/81mm×53.3mm
最高出力/220HP(161.8kW)/13000rpm
最大トルク/127Nm/10800rpm
燃料供給方式/電子制御燃料噴射システム、マレリ製4スロットルボディ、8インジェクター
トランスミッション/AQS(アプリリア・クイック・シフト)内蔵6速
クラッチ/機械式スリッパーシステム付き湿式多板クラッチ
フレーム/アルミニウム製ツインスパーフレーム
サスペンション(フロント)/オーリンズ製 電子制御NIX Φ43 mm倒立フォーク、フルアジャスタブル、ホイールトラベル125㎜
サスペンション(リア)/オーリンズ製 電子制御TTXモノショック、フルアジャスタブル、ホイールトラベル115㎜
ブレーキ(フロント)/Φ330 mmステンレス製フローティングデュアルディスク、ブレンボ製HYPUREモノブロック ラジアルマウントキャリパー
ブレーキ(リア)/Φ220 mm ディスク、 Brembo製キャリパー
ホイール(フロント)/17インチ×3.5J軽量鍛造アルミホイール
ホイール(リア)/17インチ×6.0J軽量鍛造アルミホイール
タイヤサイズ(フロント)/120/70-ZR17
タイヤサイズ(リア)/200/55-ZR17
全長×全幅/2055×735mm
シート高/840 mm
車両重量/204Kg(燃料90%搭載時)
燃料タンク容量/18L
主な装備/
・フルLEDヘッドランプ・ウインカーランプ
・5インチTFTメーター(レースモード付き)
・バックライト内蔵ハンドルスイッチ
・アプリリアMIA
・6軸IMU付きAPRCシステム
・エンジンマップ(AEM)
・エンジンブレーキ(AEB)
・コーナリングABS(3マップ・リアホイールリフトアップ軽減モード)
・トラクションコントロール(ATC)
・ウィーリーコントロール(AWC)
・6種のライディングモード
・クイックシフト(AQS)
・コーナリングライト
・クルーズコントロール(ACC)
・ローンチコントロール(ALC)
・ピットレーンリミッター(APL)
・スライドコントロール(ASC)
・オーリンズ製 電子制御ステアリングダンパー
・コーナー・バイ・コーナーエンジン+サスペンション制御システム
・メタルブレーキメッシュホース
・パッセンジャーシートおよびエアロカバー
製造国/イタリア









