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トヨタ、WRC第10戦ラリー・フィンランドで表彰台独占 サミ・パヤリ選手が母国初優勝で2連勝を飾る
エバンス選手は総合3位で選手権首位を堅持 豊田章男TGR-WRT会長がコメント
2026年8月3日 13:05
- 2026年8月3日 発表
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(以下、TGR-WRT)は8月3日、2026年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・フィンランドにおいて、TGR-WRT2からエントリーしたGR YARIS Rally1 5号車サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組が総合優勝を獲得したと発表した。
パヤリ選手は前戦ラリー・エストニアでのWRC初優勝に続く2連勝となり、母国ラリーでの初勝利を挙げた。なお、今回の勝利はフィンランド人ドライバーにとって記念すべきWRC通算200回目の優勝となった。
8月2日(現地時間)に開催されたラリー・フィンランドの最終日デイ4は、今大会最長となる30.02kmの「ヒモス-ヤムサ」を2回走行する構成で行なわれた。デイ3終了時点で後続に46.4秒の差をつけて首位に立っていた24歳のパヤリ選手は、最終日も確実性を重視した走りで首位を守り抜いた。
総合2位はGR YARIS Rally1 99号車オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組。総合3位にはGR YARIS Rally1 33号車エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が入り、TGR-WRTは前年大会に続き表彰台を独占した。
そのほか、GR YARIS Rally1 18号車勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は最終SSでコースオフを喫したものの、総合6位でフィニッシュした。
この結果、ドライバー選手権では27ポイントを獲得したパヤリ選手が3位から2位へ浮上した。今回総合3位となり、スーパーサンデーとパワーステージでボーナスポイントを得たエバンス選手は合計201ポイントを獲得し、ドライバー選手権首位の座を堅持するとともに、2位パヤリ選手との差を30ポイントに拡大した。マニュファクチャラー選手権でも、TGR-WRTが2位以下に対するリードを174ポイントに広げている。
なお、Rally2車両全車が対象となるRC2クラスでは、TGR-WRTチーム代表のヤリ-マティ・ラトバラ選手(GR Yaris Rally2 40号車)がクラス優勝(総合8位)を果たした。また、デイ3でコースオフを喫したセバスチャン・オジエ選手は経過観察のため病院で一夜を過ごしたものの、特に問題はなく退院し、帰宅したことが報告されている。
TGR-WRT会長 豊田章男氏のコメント
WRC2連勝、母国での優勝を果たしたサミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組に対してTGR-WRT会長 豊田章男氏がコメントを発表した。以下はその全文となる。
サミ、マルコ、2連勝そして母国での優勝おめでとう!
ユヴァスキュラの表彰台に6人で乗ってくれたことも本当に素晴らしいことだと思います。地元ファンの皆さまに何よりのお礼ができました。これは33号車のメカたちの力がなかったら実現していなかったことです。彼らは地面に3回転もしてボロボロになったクルマを、たった30分で蘇らせ、何のペナルティもなくエルフィンたちを勝負の道に戻してくれました。こうしたメカの活躍はWRCではよく聞く話ですが、交換したパーツが「前後バンパー、サイドパネル、ボンネット、リアゲート、左ヘッドライト、右ドア」と聞くと、彼らの技が本当にすごいものだと感心します。メカのみんな、ありがとうございました。
チームのみんなをまとめ、ドライバーたちに的確なアドバイスを送り続けてくれたユハにも感謝します。
今回は、ラリー後に家で家族と過ごせるメンバーも多いと思います。次戦パラグアイまで1か月ないですが、後半戦に向けて、少しでも夏休みを楽しんでください。
オリバーもしっかり体を休めて今季2勝目に向けた万全の準備を頼みます。2戦連続のワンツーフィニッシュをありがとう。
追伸
ヤリ-マティもRally2優勝おめでとう!新しいカラーリングは気に入った?最初は私からの提案を少し嫌がっていたけど……笑
ラリー・フィンランド 最終結果
1位:サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン(トヨタ GR YARIS Rally1) 2時間27分58秒0
2位:オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン(トヨタ GR YARIS Rally1) +26.7秒
3位:エルフィン・エバンス/スコット・マーティン(トヨタ GR YARIS Rally1) +1分19.5秒
4位:アドリアン・フォルモー/アレクサンドレ・コリア(ヒョンデ i20 N Rally1) +1分35.9秒
5位:ティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ(ヒョンデ i20 N Rally1) +3分52.5秒
6位:勝田 貴元/アーロン・ジョンストン(トヨタ GR YARIS Rally1) +4分18.2秒
7位:ジョシュ・マッカーリーン/オーエン・トレーシー(フォード Puma Rally1) +4分32.7秒
8位:ヤリ-マティ・ラトバラ/ユホ・ハンニネン(トヨタ GR Yaris Rally2) +8分25.5秒
9位:ロバート・ヴィルヴェス/ヤッコ・ヴィッロ(シュコダ Fabia RS Rally2) +8分46.9秒
10位:テーム・スニネン/ヤンネ・フッシ(トヨタ GR Yaris Rally2) +9分03.0秒
リタイア:セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(トヨタ GR YARIS Rally1)
ドライバー選手権順位(第10戦終了時点)
1位:エルフィン・エバンス(201ポイント)
2位:サミ・パヤリ(171ポイント)
3位:勝田 貴元(160ポイント)
4位:オリバー・ソルベルグ(156ポイント)
5位:セバスチャン・オジエ(139ポイント)
6位:アドリアン・フォルモー(129ポイント)
7位:ティエリー・ヌービル(125ポイント)
8位:エサペッカ・ラッピ(25ポイント)
9位:ヘイデン・パッドン(21ポイント)
10位:ジョシュ・マッカーリーン(21ポイント)
マニュファクチャラー選手権順位(第10戦終了時点)
1位:TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(514ポイント)
2位:Hyundai Shell Mobis World Rally Team(340ポイント)
3位:TOYOTA GAZOO Racing WRT2(184ポイント)
4位:M-Sport Ford World Rally Team(130ポイント)






