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三菱ふそう、新型中型トラック「ファイター」 アーチオン体制下で推進する「統合プラットフォーム戦略」第一弾モデル

2026年8月26日 発表
三菱ふそうトラック・バスの新型「ファイター」

 三菱ふそうトラック・バスは8月26日、中型トラック「ファイター」の新型モデルを発表した。東京地区での販売価格は、標準幅のショートキャブで強化ダンプ・リーフサス仕様が1100万9900円、広幅のフルキャブでリアエアサス・ウイングバン仕様が1610万6200円。9月初旬ごろから順次販売開始予定。

 新型ファイターは、ARCHION(アーチオン)グループのミッションである「人と物の移動をつなぎ、ともに豊かな未来を創る」を具現化する重要なステップとなる1台で、アーチオン体制下で推進する「統合プラットフォーム戦略」の第一歩として、ARCHIONグループとしての競争力を強化する取り組みの第一弾モデル。

 日野自動車が誇る中型プラットフォームを活用することで、従来モデル以上に現代的かつ高性能な製品となったほか、グループ全体で開発・生産の効率化を飛躍的に高めたことで、FUSOブランドとして小型から大型までのフルラインアップ体制の維持につながっている。

 新型ファイターの主な特徴は、直列4気筒5.1リッターインタークーラーターボエンジン「A05C」を搭載し、最高出力177kW(240PS)を実現。中型増tクラスでも余裕のある走行性能と高い登坂性能を確保した。また、スムーズな変速と操作性を実現し、ドライバーの疲労軽減と運転の省力化に寄与するAT(オートマチックトランスミッション)を新たに採用し、ラインアップを拡充。

 さらに、PM除去装置と尿素SCRシステムを組み合わせた排出ガス後処理システムを採用し、最新の排出ガス規制に適合させたほか、特装用途などで求められる最大トルク794Nmの高いトルク性能を確保しつつ、排出ガス処理装置の最適化により、環境基準をクリアしている。

新型「ファイター」

 そのほかにも、室内空間を拡大することで長距離運行や車中泊を伴う業務における快適性を向上するハイルーフキャブをメーカーオプションとして新設定。また、スイッチ類の配置やメーターパネルの視認性に考慮したエルゴノミクスデザインを採用し、ドライバーが運転に集中できる直感的な操作環境を実現している。

 また、衝突被害軽減ブレーキや、車両前方・側方をレーダーでモニタリングし、危険をドライバーに知らせ安全運転を支援する「サイトアラウンドモニターシステム」などの先進運転機能も搭載し、出会い頭や左折時、車線変更時のリスクを低減させた。

 さらに、GVW(最大総重量)11t車および14t車を新たに設定し、従来の8t車に加えて、大規模工事現場などの高荷重ニーズに対応させたほか、GVW(最大総重量)8t車および11t車に4WDモデルを新規設定し、積雪地域や不整地での走行性を向上させるなど、建設現場、積雪地域、重量物輸送など、幅広い用途に対応する車両バリエーションを用意している。