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レッドブル、F1ドライバーのマックス・フェルスタッペン選手が100人とカートで対決!? 「マックスvs100」開催

2026年9月17日(現地時間) 発表
マックス・フェルスタッペン選手が100人とカートで対決した(2026 Red Bull Content Pool)

 レッドブルは9月17日(現地時間)、史上最大規模のゴーカートレース「マックスvs100」をシルバーストーンで開催した。101番手からスタートしたマックス・フェルスタッペン選手は、全30周のうち14周目(わずか35分)でライバル100人全員を追い抜く偉業を達成した。

 シルバーストーンにこのイベントのために仮設されたコースは、レースディレクター兼コース設計者のデビッド・テリエン氏が、100台のカートに対応できるように設計したという。上空から見るとコースに沿って101台のカートが列をなして並び、フェルスタッペン選手は最後尾で準備。

フェルスタッペン選手の前には100台のカートが並ぶ(2026 Red Bull Content Pool)

 フェルスタッペン選手の前には、世界中から選ばれたレッドブルのアスリート、レッドブルの選手、コンテンツクリエイター、ストリーマー、ジャーナリスト、さらにファンが並ぶ。また参加者のほとんどは、火曜日の練習走行と、その日の午前中に行なわれた予選ラップに続き、コースを走るのは2回目という。

スタートラインがはるか先に見える(2026 Red Bull Content Pool)

 101台のカートが最初のコーナーへ殺到する中、最後尾からスタートしたフェルスタッペン選手は、スタートラインを抜ける前に10人以上のドライバーをパス。ヘアピンカーブでは集団が密集し、カート同士が衝突したり、逆方向を向いたりしていて、フェルスタッペン選手は、「何が起こっているのか全く分からない。大混乱だ!」と無線でコメント。スタート後2分経過時点でフェルスタッペン選手は37位まで上昇。63人のドライバーが1周も完走せずに脱落。その数字を伝えるとフェルスタッペン選手は、「最初のラップはわるくなかったな!」と喜んでいた。

フェルスタッペン選手は最初の1周で63人をパス(2026 Red Bull Content Pool)

 フェルスタッペン選手のカートの後部が相手カートの前部と並んだ時点でドライバーは失格となるルールで、車載カメラがその様子を捉えていて、7周目には6位を走行していたモータースポーツ系ユーチューバーのPaky TWC氏が、無線でフェルスタッペン選手に追い越さないよう頼む声が聞こえたが、直後に追い抜かれていた。

わずか35分で100台を抜き去ったフェルスタッペン選手(2026 Red Bull Content Pool)
【レッドブル】特別カート大会「マックスvs100」ダイジェスト(1分5秒)

 その後、ポールポジションでスタートしたジャッキー・マーテンス氏、ユーチューバーのザック・アルソップ氏、レッドブル・フォード・パワートレイーズの技術者ルイス・オスラー氏が約12秒のリードを築き、フェルスタッペン選手は1周あたり3秒ずつ短縮する猛追。結果的にわずか35分でフェルスタッペン選手は勝利を収めた。また、オランダのF1ジャーナリストであるマルテンス氏はレースの大半で首位を走り、オスラー氏と共にフェルスタッペン選手と表彰台に上がった。

オランダのF1ジャーナリストであるジャッキー・マーテンス氏とレッドブル・フォード・パワートレイーズの技術者ルイス・オスラー氏がフェルスタッペン選手と表彰台に上がった(2026 Red Bull Content Pool)

 フェルスタッペン選手は、「グリッドに並んでスタート位置を見たとき、目の前に100台ものカートが並んでいるのを見て、少し不安になりました。最初のラップで大混乱を経験した後は、『よし、これで大丈夫だ!』と思いました。だんだん楽しくなってきて、リズムに乗って1台ずつ追い抜いていき、差が縮まっていくのを見て、本当に興奮しました。久しぶりにゴーカートに乗って基本に立ち返ることができて最高でした。昔のレースを思い出しました。コースは本当に美しく、よく設計されていて、無線で全てのデータを受信できるのも素晴らしい点でした。最高の1日でしたし、優勝できて本当に良かったです! これが今までで最高の勝利だと思うよ!」と喜びをコメント。

「これが今までで最高の勝利だと思う」とフェルスタッペン選手(2026 Red Bull Content Pool)

 また、コース設計者兼レースディレクターのデビッド・テリエン氏は、「これほど多くのカートがひしめく中で、トラフィックを突破した者は誰もいません。これほど多くのカートが参加するカートレースはかつてありませんでした。そのため、マックス自身もスタート直前に、どうやってトラフィックを突破できるのか自問自答していました。リプレイを見ると、彼は適切な場所を選んでいました。隙間ができるたびに、彼はそこを突いていました。反対側でクラッシュが起きたとき、彼はコースの正しい側にいました。私たちは彼らに、より長く競争し、レースに長く留まれるように、より多くの高速ラップを与えました。しかし、彼はとにかく速かったのです。マックスの強みは、スタートと反応速度にあると思います。楽しいレースではありましたが、彼はあらゆる面でそのスキルを発揮しました。マックスのレースエンジニアと話しながら、スタートのリプレイを見ていました。彼は私たちには見えないものを見ていました。まだ開いていない隙間が開くのを見ていたのです。ですから、それはレースビジョンであり、彼が持っているものだと思います。運転手たちは持っていない」とコメントしている。

記念撮影の様子(2026 Red Bull Content Pool)

 なお「Max vs 100」の様子は定額制動画配信サービス「Disney+」で視聴できる。