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ダンロップ、乳がんの早期発見・治療を促す「ピンクリボン運動」キックオフイベント開催 4人の女性レーシングドライバーが思いを語る
2026年9月24日 14:36
- 2026年9月23日 開催
女性の9人に1人が乳がんになっている現状
ダンロップ(住友ゴム工業)は9月23日、女性の乳がんの早期発見・早期治療を推進する「ピンクリボン運動」に関して、毎年10月の「ピンクリボン月間」、10月1日の「ピンクリボンデー」に先駆けて、キックオフイベントを実施した。
会場はトムスが運営するレーシングカート場「シティサーキット東京ベイ(東京・お台場)」で、当日は「2026 AUTOBACS 全日本カート選手権 EV部門の第5戦&第6戦」との併催。
現在日本では、女性の9人に1人が乳がんになるといわれ、女性のがん罹患率1位。30代から増え始め、40~60代がピークとなる。しかし、早期発見・早期治療をすれば生存率が高まるという。
ピンクリボン運動は、「受けようマンモグラフィー(乳がん)検査、乳がん早期発見で笑顔の暮らし」を合言葉に、2002年2月設立した認定NPO法人J.POSH(ジャパン・ピンクリボン・オブ・スマイル・アンド・ハピネス)が行なっている活動。この活動を応援するダンロップは、毎年10月のピンクリボン月間に開催されるレースでは、通常は黄色のロゴをピンク色にしてマシンやタイヤサイド、のぼりなどに取り入れている。
キックオフイベントには、KYOJO CUPや全日本ラリーなどに参戦している永井歩夢選手、及川紗利亜選手、富下李央菜選手、白石いつも選手の4名が参加。カートのシミュレーターと実車のタイム差をいかに小さくするかを競う企画や、来場者との撮影会&ビンゴ大会、トークショーなどで会場を盛り上げた。
カートのシミュレーターと実車のタイム差をいかに小さくするかを競う企画では、シミュレーターに雨の設定がないとのことで、急きょルールを変更し、シミュレーターで計測した3つのタイムから1つを選び、そのタイムに実車でどこまで近づけられるか?となった。結果は、富下李央菜選手が0.112秒差で優勝。白石いつも選手が0.145秒差、永井歩夢選手が1.850秒差、及川紗利亜選手が4.381秒差と並んだ。
目標は世界へ! 打倒・男性ドライバー!
トークショーでは、今後の目標や目指すキャリアについてのトークも展開。及川紗利亜選手は、「今シーズンは全日本ラリー選手権の女性クラスで確実に上位を狙い、来年はモリゾウチャレンジカップ、そして将来はラリージャパンや海外のラリーに挑戦したいです」と宣言。また、永井歩夢選手は、「一番の目標は『打倒・男性ドライバー』です。技術力を高めて男性に負けない走りをして、長くレースを続けて結果を残していきたいです」と力強くコメント。
続いて白石いつも選手は、「世界で戦える女性ドライバーになることが目標です。どんなカテゴリーやマシンでもすぐに乗りこなせるスキルを身につけていきたいです」と目標をアピール。最後に富下李央菜選手は、「まずはKYOJO CUPでチャンピオンを獲得し、将来はスーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍できるドライバーを目指します」と熱く語っていた。
女性ドライバーが考えるピンクリボン運動
イベントに参加した4選手にピンクリボン運動や、女性の乳がんの早期発見・早期治療についての意見を聞いてみたところ。白石いつも選手は、「女性特有の病気は乳がんや子宮頸がんなどリスクのあるものも多く、早期発見・早期治療が不可欠です。普段通り過ごしていると定期検診などにも気づきにくいですが、ダンロップさんやEVカート、車業界を通じてピンクリボン運動を広めることで、女性の目に留まりやすくなります。また女性だけでなく、男性にも乳がんのリスクがあることを知ってもらい、検診受診の促進につながればと思っています」と説明してくれた。
また、及川彩華選手は、「普段は歯科医師として医療に従事していますが、大学時代に男性にも乳腺組織があり、数%の確率で罹患することを知りました。男性が多いモータースポーツの現場でこの活動を行なうことで、男性自身への周知はもちろん、ご家族の女性が検診に行きやすい家庭環境やきっかけ作りを、この現場から発信していけたらと思います」 とアピール。
続いて永井歩夢選手は、「ピンクリボン運動の普及イベントとして、女性ドライバーである私たちが発信し、主に女性の方々に日々検診を受けていただく大切さを宣伝できる場があることは本当に重要だと感じています。これからもどんどん発信していきたいですし、皆さんも『年に1回は検診に行きましょう!』とお伝えしたいです」と強調した。
最後に冨下瑠生選手は、「病気のことは『自分はならない』と思ってしまいがちですが、この活動を通して多くの方に乳がん検診の大切さを知ってもらいたいです。私自身も他人事にならず、しっかり検診を受けて健康管理に向き合っていこうと思いました」とコメントしていた。
2026 AUTOBACS 全日本カート選手権 EV部門も併催
開会式では、主催者でトムスの代表取締役社長である同カートクラブの代表も務める谷本勲氏が登壇し、「日本のレースは確率的に約3割が雨のコンディションとなります。長くレースを続けていく上ではウェットタイヤでのレース経験も重要。今年初の雨でのスタートとなりますが、日ごろ磨いてきた腕を結果に結びつけ、思い切って走ってほしい」とドライバーたちを鼓舞した。
また、大会運営における新しい試みについても言及。日ごろから実施しているキッズカート体験に加え、ダンロップによる3年連続の「ピンクリボン運動」イベントを実施していることを紹介。さらに屋内施設では、最新のバーチャル体験ができる「XRシアター」のコンテンツを2つ用意したほか、屋外での電動バイク体験や、隣接するTOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)およびBリーグチームのアルバルク東京との連携イベントなど、都市部サーキットならではのアクティビティを多数展開していることをアピールした。
谷本氏は最後に「ガチンコのEVカートの走りを見ていただくだけでなく、付帯する様々なアクティビティも楽しんでいただき、ナイターのフィニッシュまで素晴らしいレースを観戦してほしい」とあいさつを締めくくった。
また、オートバックスセブン モータースポーツプロジェクト 幅田智仁氏は、「今大会で選手権も折り返しとなりますが、ポイントランキング上位3名のドライバーが80ポイント台で拮抗している。後半戦やシリーズチャンピオン獲得に向けて非常に重要な週末になります。また、路面状況が普段とは異なる雨のコンディションとなりますが、普段練習してきた実力を発揮して、事故のないよう精一杯レースに励んでほしい」とエールを送った。





















