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ジャガー、新型バッテリEV「Type 01」ワールドプレミア 最高出力1030PS、最大トルク1365Nmを発生

2026年10月6日(現地時間)発表
ジャガーが新型バッテリEV「Type 01」を発表した

白紙から生み出された「A Copy of Nothing」を体現するプロポーション

 ジャガーは10月6日(現地時間)、ブランド史上最もパワフルかつ高度な技術を採用した新生ジャガー初の市販モデルとなるBEV(バッテリ電気自動車)のラグジュアリー4ドアGT、新型「Type 01(タイプゼロワン)」をニューヨークで発表した。2027年より受注を開始し、価格は「Type 01 1030(テンサーティ)」が2188万円、「Type 01 DESIGN VISION(デザインビジョン)」が2552万円から。

 Type 01は、「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」という新たなクリエイティブ哲学と「A Copy of Nothing(なにもののコピーではない)」という精神のもと、何の制約もない白紙の状態からデザインされた1台。ジャガー伝統の「E-TYPE」や「XJS」といった往年の名車の系譜を受け継ぎながら、既成概念を打ち破る大胆なグランドツアラーとして仕立てられている。

低いルーフラインと長いボンネットが織りなす流麗なシルエット
リアウインドウは排除している

 エクステリアは、低いルーフライン、短いフロントオーバーハング、長いボンネット、伸びやかなリアオーバーハング、そして迫力の23インチアルミホイールが圧倒的な存在感を放つ。従来のリアウインドウを排除した斬新なリアエンド造形を採用し、ドライバーは最新のカメラシステムで後方視界を確認する。

迫力の23インチアルミホイールを装着

 エクステリアのフェンダー・インゴットには、精巧に作り込まれたジャガーの象徴である「リーパー」があしらわれるほか、アクティブベーンや3段階展開式リアスポイラーの搭載をはじめ、風洞実験を通じて徹底した空力最適化を実施。同社ロードカー史上最も優れたエアロダイナミクスを達成し、空気抵抗係数(Cd値)は0.23を実現。モノリシックな造形美を強調するグロスカラーやサテン仕上げなど、洗練されたカラーパレットがラインアップされる。

空気抵抗係数(Cd値)は0.23を実現
独創的なリアエンド造形
フェンダー・インゴットには、精巧に作り込まれたジャガーの象徴である「リーパー」があしらわれる

ジャガー史上最強の1030PS、0-100km/h加速は3.2秒

 車体骨格には、既存の電気自動車用プラットフォームでは達成できなかった低い着座位置とドラマチックなシルエット、刺激的な走りを両立させるため、英国で設計・開発・製造されるジャガー専用の独自EVアーキテクチャ「Jaguar Electric Architecture(JEA)」を初採用。これによりグランドツアラーとして理想的な「50:50」の前後重量配分を実現している。

専用プラットフォーム「JEA」により50:50の重量配分を実現

 パワートレーンには、フロント軸に1基(260kW)、リア軸に2基(310kW×2)のモーターを配置するインテリジェント・トルクベクタリングを備えたトライモーター(3モーター)AWDシステムを搭載。最高出力1030PS(1015HP)、最大トルク1365Nmというジャガーのロードカー史上最強のスペックを発揮し、0-100km/h加速は3.2秒を誇る。

最高出力1030PS(1015HP)、最大トルク1365Nmを発生

 中間加速性能も優れていて、100km/hから180km/hまでの加速をわずか4.0秒で到達。フォーミュラE世界選手権に参戦する「JAGUAR TCS RACING」チームの知見がフィードバックされ、足まわりには4輪エアサスペンション、可変容量式エアスプリング、ツインバルブ式アクティブダンパー、四輪操舵(オールホイールステアリング)システムを採用。底知れぬパワーと洗練されたフラットな乗り心地を高次元で融合している。

底知れぬパワーと洗練されたフラットな乗り心地を高次元で融合

 容量118kWhのリチウムイオンバッテリを搭載し、850Vの超高電圧電動アーキテクチャを採用。航続距離はEPAモードで最大400マイル(約643km)、WLTPモードで最大450マイル(720km)を見込む。最大350kWのDC急速充電に対応し、わずか13分間で200マイル(321km)分の航続距離を給電可能なほか、10%から80%までの充電を約22分で完了できる。

航続距離はEPAモードで最大400マイル(約643km)、WLTPモードで最大450マイル(720km)の見込み

4つの独立空間を創出する「セントラルスパイン」と最新インフォテインメント

 手作業で上質に仕立てられたインテリアは、キャビン中央を縦方向に貫く真鍮(ブラス)調アルマイト仕上げの構造体「セントラルスパイン」により、各乗員のための独立した4つのゾーンを創出。全体に真鍮エレメントを配することで、インテリアの美しい水平基調と圧倒的なスケール感を強調している。

Type 01のインテリア
ダッシュボード正面には、24インチの一体型ガラスOLED(有機EL)ディスプレイを配置

 ダッシュボード正面には、24インチの一体型ガラスOLED(有機EL)ディスプレイを配置して運転に必要な情報を高精細に表示。運転席と助手席の間にはスマートフォン感覚で直感的に操作できる7インチのセンタータッチスクリーンを備え、主要機能へ素早くアクセス可能とした。

音に合わせて振動するセンサリー・オーディオ・シートを採用

 音響面では、自動車業界として初採用となるダッシュボード幅いっぱいに広がる「フルワイド・パノラミック・サウンドバー」を組み込んだ「ジャガー・イマーシブ・サウンド・システム」を搭載。音の振動を直接乗員に伝える「センサリー・オーディオ・シート」と組み合わせることで、包み込まれるような没入感あふれる音響空間を作り出した。

運転席と助手席の間にはスマートフォン感覚で直感的に操作できる7インチのセンタータッチスクリーンを備えている

 ジャガー担当マネージング・ディレクターのロードン・グローバー氏は、「ドラマチックなデザインから人々を魅了するドライビングエクスペリエンスにいたるまで、『Type 01』はジャガーの真髄を凝縮させ、新時代を象徴するラグジュアリー・グランドツアラーとして具現化したモデルです。『Type 01』は、『E-TYPE』や『XJS』の時代と同様に、デザインとエンジニアリングに一切の妥協をすることなく、人々の憧れとなる存在となり、英国ブランドであるジャガーの新たな礎となるでしょう」とコメントしている。

Jaguar Type 01 | 01 of a Kind(1分)