ニュース
メルセデス・ベンツとNVIDIAが戦略的パートナーシップ拡大 将来のレベル4ロボリムジン開発を視野に「MB.OS」にNVIDIAの「Hyperion」「Alpamayo Stack」「Halos」を統合
2026年10月19日 11:49
- 2026年10月16日(現地時間) 発表
メルセデス・ベンツAGとエヌビディアは10月16日(現地時間)、次世代の運転支援システムおよび自動運転システムを共同開発するため、戦略的パートナーシップを拡大すると発表した。今後10年間にわたる安全な高度自動運転の進化に向け、メルセデス・ベンツの自動車エンジニアリングと車載オペレーティングシステム「MB.OS」に、NVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティングおよびAI技術を組み合わせるとしている。
今回の連携拡大では、メルセデス・ベンツの「MB.OS」とNVIDIAの車載コンピューティングおよびセンサアーキテクチャ「NVIDIA Hyperion」を連携させ、AIのリーズニング(推論)能力を備えたフルスタックの自動運転ソフトウェア「NVIDIA Alpamayo Stack」により、市街地での出発地から目的地までの運転支援、アクティブセーフティ、自動駐車に対応。さらに、冗長性とガードレールを追加する並列安全スタック「NVIDIA Halos」を組み合わせて安全基盤を強化し、高度な運転支援機能や、ロボリムジンを含む将来のSAEレベル4アプリケーションの開発を支援する。
また、NVIDIA Hyperionとの連携により、新たな運転機能の追加やOTA(無線アップデート)をサポートする。両社はこれまでに欧米市場向けとして市街地での出発地から目的地までの運転支援システムを開発しており、長年にわたり築いてきた信頼関係をもとに、路上での新たな技術の実用化を推進する。
協業の範囲は自動運転システムにとどまらず、車両エンジニアリングのシミュレーションや、メルセデス・ベンツのデジタル生産エコシステム「MO360」にもおよぶ。仮想空間での計画からAIベースのアプリケーションまでNVIDIAの技術を活用し、グローバルな生産ネットワーク全体における効率、柔軟性、品質の向上を図る取り組みが行なわれるという。
