エヴァンゲリオンレーシング初号機、ついに表彰台へ
SUPER GT第6戦富士


ついに表彰台を獲得した初号機

 9月11日、2011 AUTOBACS SUPER GT第6戦「FUJI GT 250km RACE」の決勝が富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された。レース結果などはすでに別記事で紹介しているので、本記事ではCar Watchの読者に人気の高い、エヴァンゲリオンレーシングの各セッションの詳細、マシン、ドライバー、レースクイーンのフォトギャラリーなどをお届けする。

 SUPER GTシリーズは全8戦で行われ、すでに5戦を消化し残りは3戦となる。5戦を終え2号車 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(高橋一穂/加藤寛規)のドライバーズポイントは10ポイント、7号車 エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION(カルロ・ヴァン・ダム/水谷晃)は0ポイント。ポイントランキング1位の11号車 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸)は57ポイント、2位の4号車 初音ミク グッドスマイル BMW(谷口信輝/番場琢)は45ポイントと大差があり、シリーズチャンピオンはほぼ絶望的となった。残り3戦は優勝して一矢を報いるだけだ。

 第6戦の舞台は富士スピードウェイ。長いストレートを持つサーキットで、直線スピードに勝るFIA-GT勢に有利なサーキットだ。コーナリングを得意とする初号機にはやや不利、ストレートスピードの速い弐号機は有利となりそうだ。


公式練習で走行する初号機

公式練習(9月10日)
 初号機は加藤選手からコースイン。計測4周目に1分45秒466とクラス8番手タイムを記録するが、加藤選手の「低速コーナーでリアが軽い」とのコメントにリアサスペンションとリアウイングを調整。ピットインを繰り返しながら1分44秒952までラップタイムを上げるものの7番手止まり。上位に並ぶFIA-GT勢とはマシンによって最高速で15km/hの差があり直線スピードの差がここ富士スピードウェイでは大きい。

 基本的なセットアップができたので、高橋選手にドライバー交代。1分48秒台から徐々にラップタイムを上げ1分46秒283を記録。1分46秒台前半なら決勝レースでは充分なタイムだ。高橋選手は20周ほどラップし再び加藤選手に交代した。

 加藤選手は予選、スーパーラップのシミュレーションとしてニュータイヤでアタックし1分44秒610と5番手までポジションアップ。次の周もそのままアタックを続け、セクター1で0.013秒、セクター2で0.019秒を短縮するが最終コーナーで遅いマシンに引っかかりタイム更新はできなかった。

公式練習で走行する弐号機

 弐号機は決勝レースに向けてハードタイヤとミディアムタイヤを比較しながらタイムアタックを行った。ヴァン・ダム選手がハードタイヤを履きコースインし、早々に1分44秒552とクラス2番手のタイムを記録。ミディアムタイヤに交換し1分44秒891でラップ、ヴァン・ダム選手はハードタイヤの方がよいと判断した。

 予選、決勝に向けてサーキットのコンディションに合ったハードタイヤを温存する作戦をとった。水谷選手、ヴァン・ダム選手が交互にステアリングを握りピットインを繰り返し、水谷選手は1分47秒935のラップタイムを記録し公式練習を終了した。セッション序盤に記録したタイムは最終的にクラス3番手、予選、スーパーラップに期待が持てる結果となった。



公式予選(9月10日)
 今回の予選はスーパーラップ方式で争われる。公式予選で10番手以内に入るとスーパーラップに進出できる。スーパーラップは公式予選10位のチームから単独のタイムアタックを行い上位10台のグリッドが決まる方式だ。

 公式予選で重要なのはセカンドドライバーが基準タイムをクリアすること。そしてエースドライバーが10位以内に入ることだ。基準タイムは上位3台の平均ラップタイムの105%以内。公式練習のトップタイムが1分43秒台なので基準タイムは1分48秒台となりそうだ。

 初号機は高橋選手からコースイン。計測2周目に1分46秒338、次の周に1分46秒109の自己ベストタイムを記録。続いて1分45秒962とこの時点で8番手タイムを記録。基準タイムは余裕でクリアし加藤選手に交代した。

 加藤選手は1周目のアタックで1分45秒098を出しピットイン。リアの車高を調整し、ホイールカバーを装着した予選用ホイールに履き替えGT300クラスの占有時間を待った。

ホイールカバーを装着しタイムアタックする加藤選手

 満を持してコースイン。2周でタイヤを暖め3周目にタイムアタック。1分44秒136を出しこの時点でトップタイムとなるが、セッション終盤にFIA-GT勢の4号車 初音ミク グッドスマイル BMW、26号車 Verity TAISAN Porsche、88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3に抜かれ4位でスーパーラップ進出を決めた。

 弐号機はスーパーラップにハードタイヤを温存すべくミディアムタイヤを履き水谷選手がコースイン。早々に基準タイムをクリアし、残り時間でヴァン・ダム選手がタイムを出しスーパーラップ進出を狙う作戦だ。

 水谷選手は計測2周目に1分47秒963とまずまずのタイム。この時点では基準タイムをクリアしているが、もう少しタイムを縮めておきたいとさらにアタックを続け計測5周目に1分47秒343を記録しヴァン・ダム選手に交代した。

 ヴァン・ダム選手は計測1周目に1分46秒217を記録するが上位10台に入るには1分44秒台の争い。チームは限られた予選時間の中でアンチロールバーのセッティングを変更、新しいミディアムタイヤに交換し再アタックを行った。

 コースインしたヴァン・ダム選手は計測1周目に1分45秒716とタイムを縮め、さらにアタックを続けるがこれ以上タイムが縮まらない。ヴァン・ダム選手からハードタイヤに交換したいと無線が入り緊急ピットイン。ハードタイヤを履きコースインするがアタックする前に予選終了となった。タイムを縮めることはできずスーパーラップ進出はおろか、23台中21位に沈んでしまった。公式練習で3位に付けていただけに残念な結果となった。



スーパーラップで3位に入った初号機

スーパーラップ(9月10日)
 スーパーラップは公式予選10位のチームから順番にアタックを行う。公式予選4位の初号機は7番目にアタックを行う。サーキットにアタックミュージック「DECISIVE BATTLE」が鳴り響く中、加藤選手がアタックを開始した。

 6台がアタックし25号車 ZENT Porsche RSRの1分44秒450がトップタイム。加藤選手は1分44秒180と0.27秒上回りこの時点でトップに躍り出た。続く88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3は3位で初号機は依然1位、26号車 Verity TAISAN Porscheは初号機のタイムを上回りトップに浮上、最後にアタックした4号車 初音ミク グッドスマイル BMWは圧倒的な速さを見せポールポジションを獲得した。初号機は3位となったが、不利な富士スピードウェイでは予想外の好位置からスタートすることとなった。



ピットウォーク・キッズウォーク
 SUPER GTシリーズでは土曜、日曜にピットウォーク、土曜のセッション終了後にキッズウォークが行われる。今回のエヴァンゲリオンレーシングは4人のレースクイーンが参加した。エヴァンゲリオンレーシングのピットはいつもどおりの人気で多くのファンが集まっていた。キッズウォークには高橋選手、加藤選手、ヴァン・ダム選手、水谷選手も参加し記念撮影やサインに応じていた。


今回は4人のレースクイーンが参加
キッズウォークでサインに応じる高橋選手(手前)と加藤選手(奥)キッズウォークで記念撮影に応じる高橋選手と加藤選手キッズウォークでサインに応じヴァン・ダム選手と水谷選手
キッズウォークで記念撮影に応じるヴァン・ダム選手と水谷選手スタート直前のグリッドウォークでもエヴァンゲリオンレーシングは大人気


フリー走行(9月11日)
 フリー走行の直前に小雨が降り出した。初号機は多くのチームと同様、加藤選手はスリックタイヤでコースインしたが、徐々に雨足は強まりスリックタイヤでの走行は厳しくなってしまった。天気予報にない突然の雨だったためレインタイヤの用意はない。横浜タイヤが急遽組み上げたタイヤを装着したのはフリー走行が終わりサーキットサファリが始まってからだった。

 残り時間は少ないが、レインタイヤを履き高橋選手はコースイン。レース前半のスティントを担当する加藤選手にはスタート直前のウォームアップ走行があるが、後半のスティントを担当する高橋選手はここで走っておかないと、いきなりがレースとなってしまう。決勝は晴れの予報なので、ウェットでの走行は決勝の参考にはならないが、準備運動としては重要な走行時間だ。

 弐号機はヴァン・ダム選手がコースイン。スリックタイヤで5周ほどラップしたが雨足が強くなりピットインしセッションを終了した。セッションが終了すると天候は回復、路面は急速に乾いていった。



決勝レース(9月11日)
 決勝の天気は曇り。レース後半に雨の予報もあったが結果としてはゴールまで降ることはなかった。初号機の作戦はタイヤ無交換。その為には、スタートの加藤選手はタイヤを労りつつ、ポジションを守り、後半を担当する高橋選手は、磨耗したタイヤに加え、レース終盤の荒れたコースで戦わなくてはならない。

ヘルメットを装着。スタート直前の加藤選手ヴァン・ダム選手もヘルメットを装着。スタートに備える
初号機がコースへ弐号機もコースへ

 初号機は好燃費を活かし、搭載燃料、給油時間もギリギリまで詰めている。これは一か八かの作戦ではなく、過去の豊富なデータの蓄積による緻密なプランであり、燃費のわるいFIA-GT勢に対するアドバンテージでもある。

 決勝レースは55周だが、GT300クラスは51周あたりでゴールとなる。富士スピードウェイはコントロールラインから1コーナーまでの距離があり、過去にスタートで順位を落としている。グリッド後方のポルシェとランボルギーニに要注意だ。

 レースがスタートした。前を行く4号車 初音ミク グッドスマイルと26号車 Verity TAISAN Porscheはどんどん離れていくがブレーキングで肉薄、後続も抑えて3位をキープした。

GT300クラスのスタートシーン(Photo:Burner Images)初号機は3位をキープ

 2周目のストレートでも上位2台に引き離されるがブレーキングでその差を縮め1コーナーからコカ・コーラコーナーへ下っていった。トップ2台はサイド・バイ・サイドとなり2台は軽く接触し、小さなパーツが飛んだ。

 コカ・コーラコーナーの進入ではインをキープした4号車 初音ミク グッドスマイル BMWが先行するが、続く100Rはそのまま26号車 Verity TAISAN Porscheがインを取り早々にトップの座を奪い取った。争う2台の背後に初号機も忍び寄りヘアピンでは三つ巴の争いとなった。

 続くダンロップコーナーの進入で4号車 初音ミク グッドスマイル BMWがブレーキング争いに勝ちトップを奪回、ダンロップの立ち上がりで初号機は2位に浮上した。3位に後退した26号車 Verity TAISAN Porscheがリアタイヤのパンクでペースダウン。そのままピットインした。

2周目の1コーナーでトップ争いは僅差へ接触する前2台を追走する初号機
コカ・コーラコーナーの進入で前2台との差を詰めるダンロップで2位に上がり最終コーナーへ(Photo:Burner Images)

 2位に浮上したが4号車 初音ミク グッドスマイル BMWのペースは速く毎周1秒離されていった。初号機が遅いのではなく4号車 初音ミク グッドスマイル BMWが圧倒的に速い。その証拠に、3位の88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3との差は3周目に3秒、5周目に5秒と離れ、初号機は完全に単独走行となった。

4号車に徐々に離されてしまった

 後方では88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3、14号車 SG CHANGI IS350、27号車 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリが競り合っている。上位陣のピット戦略は大きく異なり、88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3と14号車 SG CHANGI IS350は19周目、25周目と早めのピットイン。初号機と27号車 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリは34周目、4号車 初音ミク グッドスマイル BMWは35周目と遅めのピット戦略をとった。

 初号機は加藤選手から「タイヤは問題ない」と無線が入り、予定どおりタイヤ無交換作戦を実施。給油とドライバー交代を20秒で済ませピットアウト。順位をキープしたままコースへ復帰した。

 各車ピットインを終えてトップは4号車 初音ミク グッドスマイル BMWが独走、2位は高橋選手がドライブする初号機。14号車 SG CHANGI IS350が3位にポジションアップ、27号車 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリが4位に後退した。88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3がその後方に付けた。

 27号車 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリはその後にペースを落とし後退。終盤で白熱したのは2位、3位争いとなった。2位を走る初号機と3位の14号車 SG CHANGI IS350の差は35周目には11秒、40周目には8秒だった。

 残り10周を切ってその差は急激に縮まった。タイヤ無交換作戦を取った初号機はレース終盤の荒れた路面とオーバーステアに苦しめられ、42周目に5秒、43周目に3秒、44周目には1秒を切りテール・トゥ・ノーズとなった。

 45周目、ヘアピンからダンロップコーナー進入で14号車 SG CHANGI IS350が横に並びかける。高橋選手はこれをキッチリ抑えダンロップを立ち上がる。プリウスでGT500マシンを先に行かせるが、その背後に隠れた14号車 SG CHANGI IS350はピシャリとブロック。

 しかし、続く46周目の1コーナーでスリップストリームから抜けインに飛び込んだ14号車 SG CHANGI IS350とサイド・バイ・サイド。立ち上がりで先行され、初号機は3位へ後退した。

14号車が徐々に初号機との距離を詰める14号車が初号機を抜き2位に浮上

 4位の88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3との差は6秒。残り周回数は5周。このまま3位でゴールかと思われたが、残り3周で高橋選手のラップタイムが急激に落ちた。原因は横Gのかかるコーナーでガス欠症状が出たためだ。リザーブタンクのポンプを作動させるが、追ってくる88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3はベストタイムをマークし0.7秒差でファイナルラップに突入した。

 1コーナー、コカ・コーラコーナーで背後に迫られるが、コーナーで速い初号機は100R、ヘアピンで差を広げた。300Rからダンロップ進入まではパワーに勝る88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3が速く、その差を詰められブレーキング勝負。

 ややオーバースピードで進入した初号機はタイヤから白煙を上げラインが膨らんだ。右ターンで88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3がインに飛び込みサイド・バイ・サイド。やや88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3が先行するも続く左ターンでイン側をキープした高橋選手は立ち上がりでラインをアウトに寄せポジションをキープした。

最終ラップのダンロップ。一瞬88号車が先行するが立ち上がりで抜き返した

 最終コーナーからゴールラインまでも長い富士スピードウェイだけに、最後まで安心はできない。ピットウォールで待つチームクルーの前を紫色の初号機が88号車 JLOC ランボルギーニ RG-3を背後に従え通過。その差は0.27秒。最後のバトルを凌ぎきった高橋選手が初号機を念願の表彰台へ導いた瞬間だった。

GT300クラスの表彰台。今シーズン初の表彰台を獲得(Photo:Burner Images)表彰台で声援に応える高橋選手と加藤選手久しぶりのシャンパンファイト

 常連だった表彰台だが、今シーズンは6戦目で初の表彰台。レースクイーンから「高橋さ~ん」と黄色い声援が響き感動のお立ち台。ピットに戻り初表彰台の獲得にスタッフ一同で乾杯を行った。

チームスタッフと乾杯。やはり3位と4位とでは差がある笑顔で写真に収まってくれた高橋選手と加藤選手
パドック裏にはファンが集まったファンの声援にお礼をいう高橋選手と加藤選手

 このレースで優勝しポイントランキングでトップに立った4号車 初音ミク グッドスマイル BMWとは44点差。残り2戦を連勝しても獲得できるのは40点なので、完全にチャンピオン争いは終結となった。しかし、鈴鹿、富士と本来の強さを取り戻したので、残り2戦は優勝を目指すのみとなった。

 一方、予選で21位と沈んだ弐号機はヴァン・ダム選手が後方からパッシングショーを見せてくれた。抜群のスーターとダッシュを決めたヴァン・ダム選手は1コーナーで早くも19位にポジションアップ。そのままバンバン追い抜きをみせ1周目で15位までジャンプアップした。

マーシャルカー(FRO)の3台前でフォーメーションラップを走る弐号機1コーナーで19位まで浮上した弐号機19位でコカ・コーラコーナーへ向かう弐号機

 2周目にはポイントランキング1位の11号車 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458と69号車 サンダーアジア MT900Mを抜き、26号車 Verity TAISAN Porscheのピットインもあり12位に浮上した。

 3周目から69号車 サンダーアジア MT900M、62号車 R&D SPORT LEGACY B4、31号車 ハセプロMA イワサキ aprカローラに1周1台ずつ抜かれ5周目には15位に戻ってしまったが、8周目から再び快進撃を開始した。

69号車に抜かれ13位へ後退69号車に迫る弐号機だったが……31号車と62号車に抜かれ15位へ後退

69号車と31号車を抜き返し12位へ

 8周目に31号車 ハセプロMA イワサキ aprカローラ、9周目に5号車 マッハGOGOGO車検RD320R、10周目に69号車 サンダーアジア MT900Mを抜き12位までポジションアップ。15周目には怒濤の3台抜きで一気に9位、ポイント圏内まで浮上した。

 18周目には62号車 R&D SPORT LEGACY B4、33号車 HANKOOK PORSCHEを抜き7位、その後は上位陣のピットインも始まり見かけ上の順位だが5位までポジションを上げ31周目にピットイン、水谷選手にドライバー交代した。

33号車と62号車の背後に迫る弐号機33号車、66号車、43号車を抜き6位浮上

 燃費のわるい弐号機は給油時間が長い。ピットアウトすると順位は16位まで後退した。その後は11号車 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458のリタイヤで順位を上げたが26号車 Verity TAISAN Porscheに抜かれ16位でゴールした。予選の失敗はあったが、決勝では着実に順位を上げることができた。

 シーズン序盤の不参戦からすれば、大きなトラブル、ミス、そしてペナルティもなくレースを戦えるところまで来たのは大きな進歩だ。残り2戦でポイント獲得に手が届きそうかと思われたが、残念ながら弐号機は残り2戦のエントリーしないとの発表があった。

 次戦は10月1日、2日にオートポリス(大分県日田市)にて開催される。着実に調子を上げている初号機が得意とするサーキットなので、表彰台の頂点に立つことを期待しよう。

エヴァンゲリオンレーシング フォトギャラリー
 以下に、エヴァンゲリオンレーシング関連の写真をフォトギャラリー形式で掲載する。画像をクリックすると、フルHD解像度(1920×1080ピクセル)などで開くので、その迫力の写真を楽しんでほしい。また、拡大写真については、Tv(シャッター速度)、Av(絞り数値)などのEXIF情報を一部残してある。撮影時の参考にしていただければ幸いだ。


(編集部:谷川 潔)
2011年 9月 26日