日産と横浜市、1分間20円の超小型EVカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」

　日産自動車と横浜市は、超小型モビリティを活用したワンウェイ型大規模カーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」を10月11日より開始する。それに伴い、9月25日よりチョイモビ ヨコハマのWebサイト（http://www.choi-mobi.com）で登録受付を開始した。

チョイモビ ヨコハマ

　チョイモビ ヨコハマは、日産と横浜市が協働で進める「ヨコハマモビリティ“プロジェクトZERO”（YMPZ）」の一環として、両者が中心となり、「低炭素交通の推進」「都市生活・移動のクオリティアップ」「観光の振興」を目的に、約1年間の期間限定で実施するもの。国土交通省の「超小型モビリティ導入促進」事業の支援を受け実施され、開始時に30台、期間内には約100台規模の「日産ニューモビリティコンセプト」を使用し、横浜市都心エリアに設置される約45個所のカーステーションで自由に借用し返却できる、ワンウェイ型のカーシェアリングになる。

　チョイモビ ヨコハマの会員登録や利用予約システムは、日立製作所が開発し、貸渡返却拠点となるカーステーションには、三井不動産リアルティの「三井のリパーク」をはじめ、多数の企業、観光/公共施設から駐車場の提供を受けている。

　実施期間は10月11日から1年間。利用料金は20円/分（入会金・月額基本料金は無料）、日本の自動車運転免許証を取得していることなどが利用条件となっている。

　なお、日産ニューモビリティコンセプトの最高速度は80km/h、航続距離は約100kmとなっている。