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ポルシェ、Bピラーを備えるオープンモデルの新型「911 タルガ」を2月1日受注開始
消費税8%込みでタルガ 4が1500万円、タルガ 4Sが1800万円
(2014/1/29 14:06)
ポルシェ ジャパンは、911シリーズのニューモデル「911 タルガ」の受注を2月1日から開始する。価格は911 タルガ 4が1500万円、911 タルガ 4Sが1800万円。価格は日本導入が4月1日以降になるため、消費税8%での表示となっている。両グレードとも左右どちらのハンドル仕様でも選択可能。
モデル991と呼ばれる7代目911に追加された新型911 タルガは、ボタン操作のワンアクションでハードルーフがボディー後方に格納される独自のシステムを採用。Cピラーを省略してガラスウインドーと一体化したリアハッチがアームの可動によって後方に移動し、マグネシウム素材で構成されたルーフパネルが折りたたまれながらリアシートの背後に用意された収納エリアに収められる「フルオートマチックルーフシステム」が与えられている。
2グレードともに4WDの7速ポルシェ・ドッペルクップルング(7速PDK)仕様。タルガ 4は257kW(350PS)/7400rpmと390Nm/5600rpmを発生する水平対向3.4リッターエンジンを搭載し、車両重量は1560kg。タルガ 4Sは294kW(400PS)/7400rpmと440Nm/5600rpmを発生する水平対向3.8リッターエンジンを搭載し、車両重量は1575kgとなる。4WDには新型911 タルガ専用に開発された「ポルシェ・トラクション・マネージメント(PTM)」を採用。路面状況や天候などに左右されることなく、常に最適なドライビングダイナミクスを発揮する。
加速性能では、タルガ 4は0-100㎞/h加速が5.0秒で最高速は280km/h、タルガ 4Sは0-100㎞/h加速が4.6秒で最高速は294km/hとなっており、さらにスポーツ性能を向上させる「スポーツクロノパッケージ」をオプション設定した場合は、それぞれ4.8秒/282km/h、4.4秒/296km/hに向上する。このほか、燃費性能はヨーロッパ複合燃費モード(NEDC)でタルガ 4が8.7L/100km、タルガ 4Sが9.2L/100kmとなっている。