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メルセデス・ベンツ、価格はそのままにEクラス「クーペ」「カブリオレ」にAMGスポーツパッケージなどを標準装備化
「レーダーセーフティパッケージ」「360°カメラシステム」などを追加
(2014/6/3 16:07)
メルセデス・ベンツ日本は6月3日、Eクラスの「クーペ」「カブリオレ」の装備内容を変更して発売した。今回の変更はE 550 クーペを除き、それぞれの「E 250」「E 350」で実施。価格は4月1日の消費税8%化に伴う変更時点からとくに変わっていない。
モデル | エンジン | ステアリング位置 | 価格 |
---|---|---|---|
E 250 クーペ | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ | 右 | 6,881,000円 |
E 350 クーペ | V型6気筒DOHC 3.5リッター直噴 | 左/右 | 9,000,000円 |
E 550 クーペ | V型8気筒DOHC 4.7リッター直噴ツインターボ | 左 | 11,777,000円 |
E 250 カブリオレ | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ | 右 | 7,189,000円 |
E 350 カブリオレ | V型6気筒DOHC 3.5リッター直噴 | 左 | 9,493,000円 |
今回の変更では、まず内外装にさまざまな装備を施してスポーツ性を高める「AMGスポーツパッケージ」をパッケージオプションから標準装備化。このAMGスポーツパッケージでは、エクステリアでフロントスポイラーとサイド&リアスカートを追加する「AMGスタイリングパッケージ」と18インチのAMG 5ツインスポークアルミホイールを採用。インテリアでも背もたれのサポート性を細かく調整できる「マルチコントロールシートバック」、パドルシフトを備えた「AMGスポーツステアリング」、ラバースタッド付きの「ステンレスアクセル&ブレーキペダル」などが与えられる。
また、緊急ブレーキ機能を持つ「CPAプラス」や「ディストロニック・プラス」「アクティブレーンキーピングアシスト」などの先進安全装備を取りそろえる「レーダーセーフティパッケージ」、4個のカメラで車両周囲の状況をナビ画面に表示し、駐車時や狭い道などで安全確認ができる「360°カメラシステム」を全車に標準装備。さらに、E 250ではシートヒーター、E 350ではシートベンチレーターを標準装備に追加して、季節に左右されることなく快適な室内空間でドライブが楽しめるようになっている。
このほかにオプション設定の見直しも実施され、ナッパレザー内装の「ラグジュアリーパッケージ」で使用されるステアリングを、下側がフラットでスポーティなテイストを持つ「AMGスポーツステアリング」に変更し、シートベンチレーターが標準装備化されたことでオプション価格を引き下げ、従来より10万200円安い27万円としている。