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スズキ、「S-エネチャージ」搭載で32.4km/Lを達成した「ワゴンR」
軽初の「後退時左右確認サポート機能」で駐車場などの安心感アップ
(2014/8/25 14:22)
スズキは8月25日、軽ワゴン車「ワゴンR」を一部改良して発売した。価格は107万8920円~171万6120円。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
FA | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,078,920円 |
4WD | 1,199,880円 | |||
FX | 5速MT | 2WD(FF) | 1,134,000円 | |
4WD | 1,251,720円 | |||
CVT | 2WD(FF) | 1,144,800円 | ||
4WD | 1,265,760円 | |||
FZ | 2WD(FF) | 1,372,680円 | ||
4WD | 1,493,640円 | |||
スティングレー X | 2WD(FF) | 1,461,240円 | ||
4WD | 1,582,200円 | |||
スティングレー T | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | 2WD(FF) | 1,595,160円 | |
4WD | 1,716,120円 |
今回の一部改良では、スティングレー Xと新グレードとなるFZにスズキ独自の低燃費技術「エネチャージ」をさらに進化させた「S-エネチャージ」を採用。合わせてエンジンにも改良を施し、2WD(FF)モデルのJC08モード燃費をこれまでの30.0km/Lから32.4km/Lまで向上させた。また、従来型の「エネチャージ」を搭載するスティングレー TとFXも、2WD(FF)モデルの燃費をそれぞれ27.0km/L、30.0km/Lに高めている。
エクステリアデザインではフロントマスクなど要所をブラッシュアップ。なかでも新グレードのFZではメッキ加飾のフロントグリルを設定。ヘッドランプとリアコンビネーションランプにブルー加飾を与え、上質感と先進感を演出している。スティングレー Tではフロントバンパー埋め込み式のフォグランプの脇に、縦型のLEDイルミネーションランプを追加。このほかのグレードでもフロントグリルの大型化などを行い、従来からのイメージを継承しつつ雰囲気を一新している。
このほかに装備面では、スティングレーシリーズにオプション設定されている「スマートフォン連携ナビゲーション」に、軽自動車で初の装備となる「後退時左右確認サポート機能」を採用。後退時に作動するバックアイカメラが移動する車両や歩行者などを検知し、モニター内の点滅表示とブザー音で危険を知らせてくれる。また、このバックアイカメラは駐車場の白線も認識し、停車位置が近くなるとモニター表示を自動的に俯瞰画像に切り替える機能も備えている。スティングレー Tでは新たにクルーズコントロールシステムも標準装備に加わった。