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ポルシェ、新型「カイエン」「カイエン GTS」の予約受注を11月8日開始

「カイエン GTS」は新型3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載

カイエン GTS
2014年11月8日予約受注開始

859万909円~1389万2727円

 ポルシェ ジャパンは、ロサンゼルスモーターショー2014の会場で11月19日にワールドプレミアする予定の新型「カイエン」「カイエン GTS」の予約受注を11月8日に開始する。価格はカイエンが859万909円、カイエン GTSが1389万2727円。

グレード変速機ステアリング価格
カイエン8速AT8,590,909円
カイエン GTS左/右13,892,727円

 新しいカイエン GTSでは、従来型に搭載していたV型8気筒4.8リッター自然吸気エンジンから、カイエン Sで採用された新しい3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンにスイッチ。GTS向けにパフォーマンスを重視してチューニングを行い、カイエン Sの搭載時から20PS高い440PSの最高出力、85Nm増えた600Nmの最大トルクを発生。8速ティプトロニックSを介して4輪を駆動し、0-100km/h加速は5.2秒、最高速は262km/hを記録する。

 このパワーを受け止める足まわりでは、ブレーキシステムをカイエン ターボから流用して標準装備化。フロント390mm、リア358mmのブレーキディスクを備え、レッド塗装のブレーキキャリパーと組み合わせて採用している。

新しいカイエン GTSでは外観イメージも改め、カイエン ターボと同じ大型エアインテークを備えるフロントバンパーを標準装備したほか、RSスパイダー デザインの20インチホイールなどをブラック塗装して精悍なイメージを強調
カイエン GTSの走行イメージ。3.6リッターV型6気筒ツインターボエンジンの搭載などにより、0-100km/h加速は従来型から0.5秒短縮された
ヘッドレストにロゴマークが刺繍され、8ウェイ電動調整機能も持つレザー/アルカンターラ仕上げのGTSスポーツシート

 カイエンではドライビングパフォーマンスの面では大きな変化は与えられていないものの、コースティング機能やエンジンのオートスタート/ストップ機能、サーマル・マネージメントシステムといった効率化対策の新技術が採用され、燃費は従来モデルの9.9L/100kmから9.2L/100kmに改善。CO2排出量も低減されている。

 このほか、装備面ではパドルシフト付マルチファンクションスポーツステアリングホイール、オートマチックテールゲートなどが標準装備となった。

ベースモデルのカイエンは、コースティング機能などの採用で燃費を改善。パドルシフト付マルチファンクションスポーツステアリングなども新採用した

(編集部:佐久間 秀)