ニュース

「BMW Sports Trophy Team Studie」が今年のSUPER GTに参戦表明

今季まで「BMW Z4 GT3」で参戦、2016年シーズンから「BMW M6 GT3」に変更

2015年2月26日開催

今年のSUPER GTに「BMW Z4 GT3」で参戦する「BMW Sports Trophy Team Studie」。前列左からドライバーの荒聖治選手とヨルグ・ミューラー選手、チーム代表兼監督の鈴木康昭氏

「BMW Sports Trophy Team Studie」は2月26日、4月4日から始まる2015年シーズンのSUPER GTに「BMW Z4 GT3」で参戦することを発表。東京・丸の内の「BMW Group Studio」で、そのチームとサポート体制が発表された。ドライバーは昨シーズンに引き続きBMWモータースポーツのワークスドライバーであるヨルグ・ミューラー選手と、ル・マン24時間耐久レースで優勝経験のある荒聖治選手が担当。

 2014年からビー・エム・ダブリューのサポートを受けて、SUPER GTのGT300クラスに参戦してきた。参戦初年にして2014年の年間チームランキング、ドライバーランキングともに3位に入賞している。今季も同一体制で戦うこととなり、好成績への期待が高まる。

 発表会では、まずチーム代表兼監督のスタディ代表取締役 鈴木康昭氏が挨拶し、2014年の結果と今季のチーム体制の発表があった。今季も同しチーム体制になることに関しては、「ある意味自信の表れととらえて欲しい」と述べ、優勝への意気込みを見せてくれた。また、次の2016年シーズンからは、新たに「BMW M6 GT3」でスタートできるとの報告があった。そのため「BMW Z4 GT3」で戦う姿は今季で見納めとなる。

ドライバーのヨルグ・ミューラー選手
ドライバーの荒聖治選手
2014年の結果報告と今年のチーム体制を語る、チーム代表兼監督のスタディ代表取締役 鈴木康昭氏
ビー・エム・ダブリュー 代表取締役社長 ペーター・クロンシュナーブル氏
チームに華やかさを添える「M Power Girls」。今期から新たに入れ替わった

 そして、今季を戦う「BMW Z4 GT3」がお披露目されるとともに、ビー・エム・ダブリュー 代表取締役社長 ペーター・クロンシュナーブル氏が挨拶され、SUPER GTに参戦すること、モータースポーツへ力を入れることの意義を熱く語った。プレイステーション3(PS3)のリアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ6(GT6)」の中で「BMW Z4 GT3」でバーチャルに競う「BMW Z4 Challenge」もその一環とのことで、今後もモータースポーツを強化していくと強く宣言していた。

BMW、「GT6」でSUPER GT参戦車両とラップタイムを競う「BMW Z4 Challenge」
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20140203_633598.html

 ドライバーのヨルグ・ミューラー選手は、今季もこのチームで戦えることを誇りに思うと述べるとともに、日本の美しさと親切な心に触れることができ、日本を大好きになったとコメント。荒聖治選手もこのコンビで戦えて光栄、確実に強くなってきていると語るなど、チャンピオンになる意気込みを語ってくれた。

BMW Sports Trophy Team StudieがSUPER GT 2015で戦うレースマシンBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3サイドビュー。ホイールはBBSでタイヤはヨコハマタイヤ(横浜ゴム)
BMW Z4 GT3ボンネット。前季からデザインが変更されMストライプがあしらわれている
BMW Z4 GT3ドライバーネーム。荒聖治選手とヨルグ・ミューラー選手

 スタッフやチームをサポートする主要パートナー、スポンサーも発表された。

 メンテナンスガレージはアールエスファインが務め、チーフエンジニアはアイフェルモータースポーツ代表 高根裕一郎氏、チーフメカニックは長田圭司氏、テクニカルディレクターは山根健氏、チーフマネージャーは熊谷亮氏というスタッフ体制。

 サプライヤーとして、競技用タイヤの開発・供給と活動全般を統括する専門会社、ヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナルの野呂政樹代表取締役から挨拶が行われたほか、ブレーキはディクセル(DIXCEL)、ホイールはBBS、エンジンオイルは「SYNTIUM(シンティアム)」のペトロプラン、シートはレカロ(RECARO)、エアロパーツはバリス(VARIS)、ショックアブソーバーは「KW(カーヴェー)」を採用することなどが発表された。

 主要パートナーとしては、世界で初めてテディベアを作ったシュタイフのオーナーであるクレア・シュタイフ氏、アパレルメーカー「C.P.COMPANY」のFGF Industry s.p.a 海外事業執行役員のアンドレア・グアルディ氏、雑誌「MEN'S CLUB」編集長の戸賀敬城氏、ドイツのクリーナーメーカー「VORWERK(フォアベルク)」のコーボルトジャパン 代表取締役のアントン・ヤッチ氏がそれぞれ挨拶を行い、チームの勝利に期待を寄せた。

 このほかのパートナーとして、腕時計「BALL」のボール ウォッチ ジャパン、革製品「HERGOPOCH」のキヨモト、ナビアプリ「いつもNAVI」のゼンリンデータコム、シュガーレスチョコレート「ZERO」のゼロ・ジャポン、「Dallmayr(ダルマイヤー)」コーヒー/ティーのアマデウスが紹介されている。

ヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナル 代表取締役の野呂政樹氏
シュタイフ オーナーのクレア・シュタイフ氏
FGF Industry s.p.a 海外事業執行役員のアンドレア・グアルディ氏
「MEN'S CLUB」編集長の戸賀敬城氏
コーボルトジャパン 代表取締役のアントン・ヤッチ氏
会場に展示されたシュタイフのテディベア
VORWERKのコーボルトクリーナー各種も展示。手前はロボット掃除機

「M4クーペ」の限定車「M4 DTM Champion Edition」を日本初公開

 最後にはスペシャルな公開もあった。ハイパフォーマンスモデル「M4クーペ」の限定車「M4 DTM Champion Edition」が日本初公開。世界限定23台のうち日本での販売は5台のみ。2月末までに購入希望予約の受付をしていたが、購入希望が殺到したため、3月1日に今回の会場となった「BMW Group Studio」で公開抽選会が行われる。同モデルは2月27日~3月2日の期間、「BMW Group Studio」で特別展示されている。

 ちなみにDTMはドイツ・ツーリング・カー選手権の略称で、2014年シーズンよりBMWモータースポーツはBMW M4で参戦し、マルコ・ヴィットマン選手が年間ドライバー・チャンピオンに輝いている。限定台数やデザインとして使われている「23」は、マルコ・ヴィットマン選手の車両ナンバーだ。

会場で日本初公開されたBMW M4 DTM Champion Edition
M4 DTM Champion Editionのリア。「M4」エンブレムが目をひく
美しいクーペデザイン。DTM 2014でドライバーズ・タイトルを獲得したマルコ・ヴィットマン選手をたたえるステッカーがあしらわれる
インテリアにはマルコ・ヴィットマン選手のサインが入る

(村上俊一)