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写真で見る 日産「ノート オーラ」(2021年秋発売)
2021年6月15日 10:30
- 2021年秋 発売
- 261万300円~295万7900円
日産自動車がコンパクトモデルの切り札として2020年に発表した新型「ノート」(E13型)。パワートレーンには新世代「e-Power」を投入するとともにエンジンモデルを廃止し、その一方で強化した4WDモデルをラインアップするなど車種体系を刷新。日産が示した本気度はユーザーにも伝わり、好調な販売が続いている。
その次の一手となるのが、この秋の発売を予定しているプレミアムモデル「ノート オーラ」の投入だ。同車が目指したのは「新次元の電気の走りと上質さをまとった、プレミアムコンパクト」で、内外装のみならず走りにまで手が加えられている。
外観で大きいのは全幅が40mmワイド化され、ボディサイズが4045×1735×1505mm(全長×全幅×全高)となったこと。前後フェンダーはもちろん、リアドアまで新規に制作することで、ボリューム感のあるフォルムとしながらも違和感のない自然な仕上がりとなった。ここは写真では分かりづらいのでぜひ実車でチェックしてほしい部分だ。また、ヘッドライトまわりでも超薄型LEDヘッドライトとLEDシーケンシャルターンランプを組み合わせるとともに、専用デザインのグリルを採用。ノートとはひと味違う特別感を演出している。
内装も大きく手が加えられた部分。デザインそのものは踏襲するものの、インパネやアームレスト、ドアトリムなどにツイード調織物を、シフトまわりなどに凹凸加工を施した木目調パネルを配置するなど、見た目はもちろん触感においてもブラッシュアップ。専用設定のインテリアカラーと相まって上質感を演出している。快適性の面でもドアやルーフに遮音材を追加したほか、フロントドアガラスには防音特殊フィルムを挟み込んだラミネートガラスを採用することで静粛性を向上。新たにオプション設定された「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」との相乗効果により、ドライブがより一層楽しめる空間に仕上げられた。
パワートレーンはノートと同じく新世代e-Powerを搭載。直列3気筒1.2リッターガソリン「HR12DE」型エンジンを利用して発電を行ない、その電気を利用してモーターによりタイヤを駆動する。エンジン部分のスペックは変わらず、最高出力60kW(82PS)/6000rpm、最大トルク103Nm(10.5kgfm)/4800rpm。だが、フロントモーターはノートと同じ「EM47」型ながらチューニングにより出力を向上。最高出力は15kW(20PS)増の100kW(136PS)に、最大トルクは20Nm増の300Nmとなった。同時にタイヤも205/50R17へとインチアップされたことで、シャープな走りも手に入れている。ノート同様に4WD車もラインアップされているが、リアモーターはノートと同出力となる。
グレードは2WD車が「G」「G leather edition」、4WD車が「G FOUR」「G FOUR leather edition」の各2タイプ。ボディカラーは2トーンカラーが「ガーネットレッド/スーパーブラック」など5色、モノトーンが9色の全14色。価格は順に261万300円、269万9400円、286万8800円、295万7900円。