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写真で見る レクサス新型「NX」(プロトタイプ)

2021年10月7日 公開

新型NXプロトタイプ。写真左がNX450h+“version L”、右はNX350h“version L”

 レクサス「NX」はコンパクトサイズのクロスオーバーSUV。2代目となる新型「NX」は、2019年に発表された電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づく次世代モデルとして位置づけられ、走り、デザイン、先進技術を全面刷新。「生命的な躍動感」と「先進技術」を融合したスポーツギア「Vital x Tech Gear」を開発コンセプトに各種性能を磨き上げられているのが特徴となる。

 初代モデルが登場したのは2014年。「Premium Urban Gear」をコンセプトに都市部でも扱いやすいサイズと走行性能、SUVらしいデザインを実現。90以上の地域と国にデリバリーされ100万台を超える販売を記録している。

 新型における最大の注目ポイントは、同ブランド初となるPHEV(プラグインハイブリッド)が設定されたこと。「GA-K」プラットフォームをベースに高剛性化されたボディに搭載されるのは、直列4気筒2.5リッターエンジン「A24A-FXS」ユニットを核に、18.1kWhと大容量・高出力のリチウムイオンバッテリ、そしてフロントおよびリアにモーターを採用したPHEVユニット。駆動方式はAWD(E-Four)のみが設定され、前後駆動力は100:0~20:80で自動配分される。エンジンの最高出力は136kW(185PS)/6000rpm、最大トルクは228Nm(23.2kgm)/3600-3700rpm。WLTCモード燃費は19.8km/Lで、充電電力を使用した場合は88km~92km(タイヤ仕様と車両重量によって異なる)の走行が可能となっている。

 パワートレーンは、そのほかにも2.5リッターハイブリッド、新開発2.4リッターターボ、2.5リッター自然吸気が用意されており、それぞれ駆動方式は2WD(FF)/E-Four、フルタイムAWD、2WD(FF)/スタンバイAWDが設定されている。

 デザイン面でも次世代レクサスを表現。フロントマスクには同ブランドのアイデンティティとなるスピンドルグリルを採用しつつ、新たな立体表現を取り入れカタマリ感を強化。リアにおいてもスピンドル形状をモチーフとしつつ、L字型ランプと横方向に伸びるランプを組み合わせることで新型ならではの個性を追求している。

 内装は新たなコクピット思想「Tazuna Concept」により、人間中心の思想をさらに進化。ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイの連携により、各種機能の制御を可能とした。

 先進安全装備は最新の「Lexus Safety System+」を採用。全車速追従機能付レーダークルーズコントロールをはじめ、歩行者や自転車にも対応したプリクラッシュセーフティ、車線認識性能を向上させたレーントレーシングアシストなど、ドライバーの負担軽減と事故の低減を目指す機能が盛り込まれている。また、駐車支援を行なう「高度運転支援技術アドバンストパーク」では、スマートフォンアプリによる遠隔操作での並列・縦列駐車および出庫を可能としている。

 グレードはPHEV車が「NX450h+」で“version L”と“F SPORT”の2タイプ、ハイブリッド車となる「NX350h」はベースモデルと“version L”および“F SPORT”の3タイプ。ターボ車は「NX350」で“F SPORT”のみ、自然吸気エンジン車は「NX250」でベースモデルと“version L”が設定される。価格はNX450h+が714万円/738万円、NX350hが520万円/608万円/608万円(AWD車は27万円高)、NX350が599万円、NX250が455万円/543万円(AWD車は27万円高)となる。

 ボディカラーは「グラファイトブラックガラスフレーク」など全9色、インテリアカラーは“version L”が「ブラック&リッチクリーム」など全4色、“F SPORT”には専用となるフレアレッドなど全3色、NX350hとNX250には「ブラック」「ダークローズ」が用意される。

NX450h+ “version L”

NX450h+ “version L”
撮影車両のボディカラーはソニッククロム
リアランプは横一文字とL字型を組み合わせた
リアバンパー下部に小さなエアアウトレットを装備。空力に効果があるという
バックドア下部に車名バッジが付く
ボディ左サイドに給油口がある。燃料は無鉛プレミアムガソリン仕様
ボディ右サイドには充電リッド
エンジンは2.5リッター直列4気筒エンジン「A24A-FXS」を搭載。エンジン自体はハイブリッドのNX350hと同型
タイヤは235/50R20サイズでランフラットタイプ。ホイールはダークグレーメタリック塗装と切削光輝のコンビネーション
ステアリングにはオレンジカラーの複雑なステッチを採用
スポーク部にはタッチ操作が行なえるセンサースイッチを配置
ワイパー&ウインカーレバー
メーターパネルは液晶を採用。ドライブモードによって表示が変化する
シフトはシフトバイワイヤタイプ。HV(ハイブリッド)モード、EVモードの切り替えスイッチが備わる
選択したHV、EVモードはメーターパネル内に表示
インパネ中央に各種情報表示や設定も可能な14インチディスプレイオーディオを装備。エネルギーフロー表示では充電、給電状況の表示が可能
AWD状態表示
タイヤ空気圧のチェックが可能
その他の表示。オプションでDCMを利用した車内Wi-Fiにも対応
ステアリングコラム左にある「VIEW」ボタンで車両周囲の状況を表示
ヘッドアップコンソール
サンバイザー。裏にはバニティミラーを装備
メーターパネル横のスイッチ
ステアリングコラム右側下部には給油口とバックドアのスイッチがある
version Lには本革シートが標準。撮影車両のカラーはブラック&リッチクリーム
リアシート
センターコンソール後端にエアコンの吹き出し口とシートヒーターのスイッチを装備
下部には1500W対応のAC100Vコンセントと充電用USB端子も

NX350h “version L”

NX350h “version L”。撮影車両のボディカラーはソニッククォーツ
クロームメッキ枠を廃止しカタマリ感を強調した新型スピンドルグリルを採用。縦型U字型パターンをメインに下部にはスリット状の開口部を採用
上位グレードは3眼フルLEDヘッドライトを装備
Lexus Safety System +用の単眼カメラ。ミリ波レーダーと組み合わされる
サイドミラー。下部にはカメラとセンサーを装備
サイドビューはキャラクターラインと曲面を組み合わせることでソリッドな質感を追求
アンテナはシャークフィンタイプ
リアビューではワイド感とともにリアタイヤの張り出し感を強調
エンジン自体はNX450h+と同型式ながらスペックは最高出力140kW(190PS)、最大トルク243kgm(24.8kgm)と若干異なる
235/50R20とアルミホイールの組み合わせはversion L系グレードの標準装備
大型のディスプレイオーディオが主張するインパネ。内装カラーはヘーゼル
パドルシフト付の本革ステアリングが標準
ドライブモードセレクトスイッチ。ノーマルのほかエコ、スポーツが選択可能
メーターは液晶タイプ
version Lにはカラータイプの大型ヘッドアップディスプレイが標準となる
シフトノブは本革タイプ。ハイブリッド車にはEVモードスイッチがある
パワースイッチ
ペダルまわり。アクセルペダルはRAV4と同じフロアに支点があるタイプ
デジタルインナーミラーは全車オプション設定
給油口とバックドアのスイッチ
インパネ中央に14インチのディスプレイとエアコン操作部を集約。ダイヤル部分もディスプレイとなっており設定温度が表示される
充電用USB端子とオプションのおくだけ充電。撮影車両には「qi」のロゴが入っているが量産車ではより充電能力が高い上位互換規格になるとのこと
ゆったりとしたフロントシート
運転席ドアトリム
「“マークレビンソン”プレミアムサウンドシステム」はNX350hとNX350のversion LおよびF SPORTにオプション設定
ドアミラーおよびパワーウインドウのスイッチ。パワーウインドウは全ドアワンタッチ式
ドアのラッチ、アンラッチを電子制御で行なう「e-ラッチシステム」を採用。レバー部を押し込むことでアンラッチが可能
レバー部を引くことでもアンラッチできる
リアシート。中央にアームレストが備わる
ラゲッジスペース
リアシートは前倒しが可能。一部モデルには電動格納機能が付く
左サイドにAC100Vコンセントを用意
フロア下部も収納スペース
右側には折り畳み式のトノカバーが収納できる
左側には12Vバッテリが収まる
バックドアは電動タイプ

NX350 “F SPORT”

NX350 “F SPORT”。撮影車両のボディカラーはホワイトノーヴァガラスフレーク
スピンドルグリルとサイドグリルが専用デザインとなる
フェンダー部にF SPORTのバッジを装着。フェンダーアーチモールがボディ同色になる。他グレードはディーラーオプションで設定
エンジンは2.4リッター直列4気筒インタークーラー付ターボ。スペックは最高出力205kW(279PS)/6000rpm、最大トルク430Nm(43.8kgm)/1700-3600rpm
タイヤサイズは235/50R20と他モデル同様ながらアルミホイールはF SPORT専用となる
ブレーキキャリパーはオプションでオレンジカラーも選択できる
ステアリングはディンプルが入った専用タイプ
ペダルも専用のアルミペダルに
シフトまわり。トレイルモードはAWD車、ダウンヒルアシストコントロールはガソリンエンジン車のみ設定
ドライブモードセレクトスイッチはノーマル、エコ、スポーツ、スポーツ+、カスタムの5モードになる
各ドライブモードによるメーター表示
フロントシートは専用形状の本革シート。撮影車両のカラーはF SPORT専用フレアレッド
リアシート
ヘッドレストはロゴ入り
アルミ製スカッフプレートとフロアマットも専用になる
運転席ドアトリム

NX250

NX250。撮影車両のボディカラーはソニックチタニウム
エンジンは2.5リッター直列4気筒「A25A-FKS」。スペックは最高出力148kW(201PS)/6600rpm、最大トルク241Nm(24.5kgm)/4400rpm、燃料は無鉛レギュラーガソリン仕様となる
タイヤサイズは235/60R18
本革ステアリングとパドルシフトは他モデル同様
ベースモデル専用のメーターパネル。ヘッドアップディスプレイは非装着となる
シフトまわり
ディスプレイオーディオは9.8インチになる
シート表皮はLtexでインテリアカラーはダークローズ
リアシートは6:4分割可倒式