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写真で見る ルノー「グランカングー」
2026年2月4日 07:30
日本初公開から2年以上を経て、グランカングーが登場!
2023年10月に開催された「カングージャンボリー」で日本初公開された「グランカングー」。「日本市場での販売開始は2024年度中」とアナウンスされたものの続報がなく、「いったいそれからどうなったのだろう?」と思っていた方も多かっただろう。
そのグランカングーの日本発売が2月5日と決定したのが2026年1月15日。2年以上の月日が経ってしまったが、特別仕様車「グランカングー クルール」としてついに日本にやってくる。気になる価格は459万円だ。
グランカングーのボディサイズは4910×1860×1810mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3100mm。通常のカングーのボディサイズ4490×1860×1810mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2715mmと比較すると、全幅と全高はそのままに、全長が420mm、ホイールベースが385mm長くなっている。そのため、グランカングーのスライドドアから後方は新開発となっており、スライドドア幅は従来の650mmから830mmに拡大され、3列目シートへの乗り降りがしやすくなっている。
日本専用に開発したダブルバックドアは、開閉時のスペースがハッチバックよりも小さく済むため、狭い場所でも荷物の出し入れが可能。180度の全開だけでなく、途中で止めるワンノッチ機能もあって、利便性にこだわった設計となっている。ちなみに、日本発売が遅れた理由がこの日本専用装備のダブルバックドアの開発にある……という話もあるそうだ。
2列目、3列目のシートは独立シートを採用し、スライド、折りたたみ、前倒し、ダブルフォールディング、取り外しが可能。スライド幅は130mm、シートバックの角度は安全性と快適性を考慮した25度に固定され、リクライニング機構は搭載されていない。この独立シートの採用もあって、グランカングーはシートアレンジが豊富。全1024通りのアレンジが可能となっている(走行できるアレンジは243通りのみ。詳細は取扱説明書に記載されているとのこと)。ラゲッジ容量は7人乗りで500L、3列目シートを取り外した5人乗りで1340L、2列目と3列目シートを取り外した2人乗りで3050Lまで拡大できる。もちろん、長尺物もラクラク積載可能だ。シートの取り外し方法の説明は割愛するが、比較的簡単に取り外しができる。とはいえ1脚あたり約23kgという重さがあるので持ち運びには注意が必要だ。
パワートレーンは最高出力96kW(131PS)/5000rpm、最大トルク240Nm(24.5kgfm)/1600rpmを発生する直列4気筒1.3リッターターボエンジンを搭載し、トランスミッションには7速AT(7EDC)を組み合わせる。駆動方式は2WD(FF)。WLTCモード燃費は14.7km/Lとしている。
今回のグランカングー クルールは16インチスチールホイールに、オールシーズンタイヤを装着するとともに、雪道や滑りやすい路面でタイヤグリップを最大化し、走破性を高める「エクステンデッドグリップ」を標準装備。旅行中にちょっと雪がぱらついた際も、荷物を満載にしてキャンプに行って地面がぬかるんでいても、オールシーズンタイヤとエクステンデッドグリップで安心して走行できる。さらに、荷室が広くて荷室高が低いため自転車もラクラク積み込めるし、愛犬との旅行で荷物が多くなってしまっても余裕で荷物を載せられるだろう。現在ベッドキットも開発中とのことなので、今後は快適な車中泊も可能となり、グランカングーでの遊びはどんどん広がっていきそうだ。
なお、グランカングーが特別仕様車となった理由は、日本専用仕様となることから生産に制約があり、台数を限定しなければならなかったためだという。とはいえ、今回の仕様のグランカングー クルールの需要が高ければ増産も検討するとのことだし、今後も“クルール”としてさまざまなカラーを展開していく予定でもあるそうだ。さらに、カタログモデルとしての展開や、本国仕様の導入も可能性はゼロではないとして、市場の動向を見ながら検討していくとのことだった。グランカングーにこれからどんなバリエーションが増えていくのかを楽しみにしたい。







































































