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写真で見るスズキ「アルト ラパン ショコラ」

 女性をメインターゲットとしたスズキの「アルト ラパン」に、ファッション同様多様化する女性の好みに対応すべく内外装のデザインを一新した追加モデル「アルト ラパン ショコラ」が発表された。

 今回のモデルは女性の嗜好の中でも特に「フェミニン」な雰囲気を好むユーザーをターゲットとした。エクステリアはアクセサリー感覚のディテールを各所に配し、またインテリアは「ショコラ」(フランス語でチョコレートの意)と名付けられた車名のイメージ通りスイーツのような色使いで仕上げられ、「ラパン」(フランス語でウサギの意)に新しい世界がまた生まれた。

 ラインアップはG、Xの2グレードが用意され、どちらも自然吸気エンジンのCVTで全車アイドリングストップシステムが搭載される。おのおののグレードに2WD、4WDが用意され、JC08モード走行燃費は2WDモデルが26.0km/L、4WDモデルが25.5km/L。全モデルがエコカー減税により自動車取得税および重量税が免税(100%減税)となる。

 撮影車はアーバンブラウンパールメタリック。G、Xともに新色シャンパンピンクメタリックを含む全8色のボディーカラーが用意され、うち4色にはXのみにホワイト2トーンルーフの設定がある。また、カシスピンクパールメタリックはショコラ専用色。

 また、アルト ラパン ショコラ発売と同時に、アルト ラパン標準車にもグレード構成や機能、装備、ボディーカラー等の変更が行われる。

ボディーサイズは3395×1475×1515mm(全長×全幅×全高。4WDの全高は1525mm)でラパンと同一

メッキパーツの採用と丸形ヘッドランプで愛嬌と上品さを両立

丸形ヘッドランプのほか、グリル、バンパー等にメッキパーツやシルバー塗装を使い、高い質感と上品さを表現
ディスチャージヘッドランプ、ウインカー、ポジションランプを組み合わせた丸形ヘッドランプ
ウインカーの外周にもロゴやウサギのマークを配置する
前後バンパーはシルバー塗装とメッキのコンビネーションで上品さを演出
リアコンビネーションランプにクリアレンズを採用し、丸目のヘッドランプとイメージを統一
専用エンブレムは板チョコをウサギがかじったような専用デザイン。チョコレートの中にもウサギ柄を配している
Xグレードのみメッキドアハンドルを採用
ホワイトホイールにシルバーのハーフホイールキャップを組み合わせた専用14インチアルミホイール

スイーツのような色使いのインテリアはワンランク上の質感

 インテリアはスイーツを思わせるチョコレートのようなブラウン×アイボリー×レッドの組み合わせでコーディネート。フロントガラスは赤外線をカットするIRカット機能付き。フロントドアガラスは赤外線をカットした上で紫外線(UV)も99%カットするプレミアムUV+IRカットガラスを採用し、日焼け対策などさまざまな女性の要望を随所に盛り込んでいる。

ブラウン×アイボリーの本革巻ステアリングのステッチには赤糸を使用し、エアコンルーバーリングはメッキ調だ。Xグレードはシフトノブのステッチも赤糸となる
レザー調表皮を立体的に仕上げた専用縫製のシートは、クロスステッチのキルティングと赤いパイピングでお洒落な仕上がり。シートバックにはロゴも入る
メッキ調メーターリングを配した専用デザインの盤面発光メーターはChocolatのロゴ入り
メーター内マルチインフォメーションディスプレイにはエコドライブを支援するさまざまな情報のほか、かわいいウサギのアニメーションが現れる。アイドリングストップ中はメーター内のウサギも睡眠中
6.2インチモニターのスマートフォン連動ナビはメーカーオプション
専用色のドアノブ廻り。ドアハンドルはメッキタイプを採用
ドアハンドルカバーやキーカバーもショコラ専用タイプをオプションで用意

(高橋 学)