カーグッズ・ミニレビュー
タイヤの空気圧を車内やスマホで確認。ソフトバンクC&Sから発売された「ZUS Smart Tire Safety Monitor」
2018年4月9日 18:33
- ZUS Smart Tire Safety Monitor:1万7064円
- ZUS Smart Car Charger:4622円
- ZUS Car Key Finder:3218円
クルマの車内でタイヤの空気圧と温度をリアルタイムにチェックできるタイヤモニター「ZUS Smart Tire Safety Monitor(ズース スマート タイヤ セーフティー モニター)」を試してみた。ZUS Smart Tire Safety Monitorはソフトバンク コマース&サービスの「+Style(プラススタイル)」で取り扱っており、価格は1万7064円。
手元の「ZUS Smart Tire Safety Monitor」のパッケージを開けると、タイヤのバルブに取り付ける4つのセンサー、車内でセンサーの情報を受信するレシーバー、センサーを簡単に緩められないようにする盗難防止ロックナットが同梱されている。
4つのセンサーはそれぞれリチウム電池(CR1632)で動作、バッテリー寿命は1年間(1日3時間運転の場合)としている。一方、レシーバーはUSBで動作、空気漏れ、空気圧の低下・上昇、温度上昇、バッテリー電圧低下、センサーシグナルが見つからない場合に、本体にあるLEDによる視覚や音声でアラートを確認できる。
基本的なセッティングは、クルマへの取り付けとして、タイヤバルブのキャップを外して4つのセンサーを取り付けるとともに、車内側のレシーバーはUSBで電源を取りドライバーから確認しやすい場所に設置。後は、スマートフォンのアプリ(iOS、Android)を使ってクルマの指定空気圧を入力するといった具合。
実際に使ってみたところ、車内に取り付けるレシーバーには、4つのタイヤの状態を示すLED表示があるので、1度スマホのアプリで指定空気圧を決めてしまえば、その都度アプリを立ち上げなくても空気圧の低下やタイヤの異常を、レシーバーの表示で確認することができる。
一方、スマホのアプリではリアルタイムでタイヤの状態を確認できる。このセンサーを取り付ける前に行なった空気圧調整がタイヤが暖まった状態でチャージしたためか、タイヤが冷えた状態では空気圧がバラバラであることが確認できた。
1カ月に1回の空気圧チェックを基本にしていたが、走行前のタイヤが冷えている時に指定空気圧に調整することもタイヤの基本のようだ。また、普段の目視の点検では見つけられない傷や亀裂などの空気漏れを確認するのに、タイヤモニターは有効であると感じた。
なお、4月8日は「タイヤの日」とあって、タイヤメーカーらによる啓発イベントも行なわれていたが、タイヤの正しい使用方法については、メーカー等の情報を確認していただきたい。
このタイヤモニターのほかにも、ZUSブランドではバッテリーモニター・駐車位置記憶・運転履歴記録機能がついたスマートカーチャージャー「ZUS Smart Car Charger」(価格:4622円)、カギやクルマの駐車場所を知らせる充電可能なキーファインダー「ZUS Car Key Finder」(価格:3218円)もラインアップしているので、合わせて利用するとスマホでクルマの状態をいろいろと確認することができる。