カーグッズ・ミニレビュー

京商エッグ、ファーストミニッツ「軽トラ スバルサンバー(6代目)」

2022年9月1日 発表

5830円

京商エッグ「ファーストミニッツ」から、軽トラ スバルサンバー(6代目)が登場

 京商エッグは、京商ミニッツシリーズのエントリーモデル「ファーストミニッツ」からトイラジ「軽トラ スバルサンバー(6代目)」を発売。実際に買って試してみた。価格は5830円。

 軽トラ スバルサンバー(6代目)は、約1/28スケールでスバル生産による最後のサンバーとなる6代目のトラックを再現。軽トラックの荷台の作り込みも凝っていて、そのままディスプレイしていても楽しめる仕上がり。走行させるには単3電池を本体に2つ、送信機に2つ用意すれば準備OK。装着されるタイヤは、ミニッツシリーズで用意されるドリフトタイヤを装着しているわけではないが、フローリングで走らせてみると、いい感じでテールがスライドするタイヤのグリップ力となっている。

ラジオコントロール 電動 ツーリングカー First MINI-Z 軽トラ スバルサンバー(6代目)

 さっそく、約畳一畳分のスペースに商品に付属するパイロンを並べて8の字走行を試してみた。子供向けのトイラジという位置付けではあるが、スロットルを全開にするとホイルスピンが発生するほどパワフル。テールスライドを取り入れることで、クイックにパイロンを回ることができるので、畳一畳分のスペースでも結構楽しめる。

ファーストミニッツ「軽トラ スバルサンバー(6代目)」を走らせてみた

 さすがに、カウンターステアを当てながら長時間、車両をコントロールするというドリフト走行はできないが、テールスライド量をコントロールする練習をしていくとマシンを思い通りに走らせられるようになってきた。もう少し広いスペースで速度を出した状態でマシンをコントロールしてみたいと思うほど、トイラジの領域を超えた走行性能をもっていて、子供向けに買ったとしても大人が楽しめるRCカーであると感じた。

 これは家の作りによりけりかもしれないが、ちょっと気になったのはフローリングでの走行ではけっこう音が響くこと。テールスライドすることは難しいかもしれないが、毛足の短いカーペットの上で楽しむか、本格的に楽しみたいなら専用のサーキットに行くのがベターかもしれない。

軽トラサンバーのボディをミニッツシリーズで展開する同じホイールベースのシャシーに搭載することもできるという

 このファーストミニッツで観測気球的に楽しんでみて、もっと本格的にミニッツシリーズをやってみたいという場合、軽トラサンバーにミニッツシリーズのシャシーを装着することができるという。軽トラがドリフトするところを見たいと思う人がどれだけいるかわからないが、ドリフト走行が楽しめるミニッツシリーズのAWDシャシーを装着して、とうふ屋の86に軽トラサンバーでバトルを仕掛けるといった映像も作ることができるかもしれない。もちろん、そのままの状態でも、走り込んでいけば存分に楽しめるRCカーだと思った。

編集部:椿山和雄