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まるも亜希子のツインリンクもてぎリニューアル体験記

立体アスレチックに大はしゃぎ♪ グランピングはさらに贅沢に!!

「子供と一緒に自然の中で思いっきり遊びたい! できれば、安全に快適に!」。そう願うパパ・ママにとって、ツインリンクもてぎはまさに理想のテーマパーク。2017年はなんと来場者が9万人も増えたというから、もはやファミリーの人気レジャースポットとして定着したと言っていいでしょう。そしてこの春、さらなる楽しさ盛りだくさんのリニューアルで、ツインリンクもてぎは新生オープン! 今回さっそくお邪魔して、新しい魅力をたっぷり体験してきました。

リニューアルの目玉!! 木登り型アスレチック登場

 リニューアルのコンセプトは、ツインリンクもてぎが掲げる「人と自然とモビリティの融合」という特色を生かした「森」。まずはその象徴とも言える、高さ13mの大型アトラクション「森感覚(しんかんかく)アスレチック DOKIDOKI」にチャレンジです。

新アトラクション「森感覚(しんかんかく)アスレチック DOKIDOKI」に挑戦!!

 これまで、広い敷地に点在する遊具を巡っていくようなアスレチックはよくありましたが、このDOKIDOKIは近づいてみるとデーンと巨大なマンションみたいで大迫力! これは大きなどんぐりの木をモデルにしていて、地上5階建て。小学生以上の子供からチャレンジできます。内部には39カ所のアスレチックポイントがあって、ボルダリングウォールやネット登りなど、体力が必要な「クライムゾーン」や、丸太橋にロープ渡りと勇気が試される「空中ゾーン」など盛りだくさん。そしてゴールにたどり着くまでにたくさんの森の生きものたちと接することができ、フォトスポットもあってファミリーの思い出作りもできちゃいます。

 さあ、入口でカードをもらって入場時刻を刻印したら、いざ突入~! すでに上の方から、子供たちのキャッキャと楽しそうな声が降り注いてきます。

 まずは飛び石のようにトントンとステップして抜けるゾーンで、これは肩慣らしみたいな感じかな? 柵をくぐったり乗り越えたりする順路は、大人にはちょっとタイトでリュックサックが引っかかる~。身体をギュッと縮めたりエイヤと伸ばしたり、それだけでいい運動です。

スタンプカードに刻印したらスタート
1階は地中のイメージ。いきなり木の根の下に潜り込む感じ?
地中で眠る幼虫たちの上を越えて進みます

 普段、休ませすぎの筋肉が叩き起こされる感じだわ~なんて思いながら進んでいくと、目の前に高い壁が! ロープを握って足場を探して、なんとか登り切れば、今度は丸太橋。下の地面が丸見えなので、けっこうな高さ感。不安定な足場に、思わずキャーキャーと絶叫しちゃいました!

 途中のフォトスポットでは、もらったカードのバーコードナンバーをかざすと、10秒のカウントダウンが始まって、アスレチックに挑んでいる自分の姿がパチリと撮影されます。すぐに画像を確認できるのですが、巨大な蜂の巣の壁を登っているところなんて、なかなかいい感じに撮れたみたい。もう自分のカメラを出してる余裕なんてないから、こういうサービスはありがたいですね。

どんぐりの障害物を越えて、と思ったら子供たちに抜かれたー!
カブトムシとクワガタが戦っている横を登って……
今度は丸太橋!! きゃー怖い
もらったカードをかざすとカウントダウンで写真撮影
全部で3カ所撮影スポットがあります
撮影した写真はその場で確認することも

 このDOKIDOKIには、やさしい・普通・むずかしいという3つの目安があって、「こりゃムリだ~」と思ってもやさしいルートが選べるので大丈夫。途中で体調がわるくなったりした時のために、ギブアップ出口も用意されているんです。今回私が悔しいながらも諦めたポイントをスイスイとクリアしていく子供たち。いやー、子供の体力って素晴らしいですね。

難易度3のアスレチックは?
ロープ登り!! これはムリー
うんていも!! きゃー、動けない(笑)

 それでも、頂上にあるゴールの鐘を鳴らし、カードにゴール時刻を刻印してスタンプを押した時の達成感はかなりのもの! やったぁ~って子供みたいに大喜びしちゃいましたからね。

 最後に、ぐるぐると回りながら滑り落ちるスライダーでもうひと笑いして、地上に生還。私にもっと体力があったら、すぐにまたチャレンジしたいほどでした。途中で撮ったフォトスポットの写真は、ここでプリントしてもらえます。当日中ならデータのダウンロードもOKなので、これはいい思い出になりますね。「森感覚アスレチック DOKIDOKI」は、これまでにない刺激と世界観がたまらない、まさにドキドキのアトラクションでした!

頂上のゴールの鐘にテンションアップ
ゴールのスタンプ。50分ぐらいかかっちゃいました
最後はぐるぐるの滑り台!!
フォトスポットで撮影した写真は記念にプリントすることもできちゃいます

モビパークがまるごとリニューアル

 今年一番の注目アトラクションはこのDOKIDOKIですが、このDOKIDOKIがあるモビパーク全体が「森」をテーマにリニューアルしました。0歳児から乗れるアトラクションも新たに加わって、ちっちゃなクルマやバイク、キュートなカタツムリの乗りものなど、まるでここは子供が主役のモビリティワールド。大人のワタクシはガリバーにでもなった気分です。

モビパーク全体がリニューアル

 リニューアルしたアトラクションを詳しくご紹介すると、まず保護者同伴で3歳から乗れて、小学1年生から1人で乗れる「ワイルドレーサー」。変形オーバルコースをカッコいいスポーツカーでブイブイ走れる、興奮間違いナシのアトラクションです。

 そして3歳から1人で乗れる「モーターサイクルトレーニング」は、初めてバイクにチャレンジする子供にピッタリのアトラクション。森の中のトレーニングコースで、バイクの乗り方やアクセル、ブレーキ、ハンドル操作を楽しく覚えることができます。

 バイクはまだ早いかな、という人にはクルマ版がオススメ。「森の教習所」は保護者同伴で0歳(おすわりができるくらい)から乗れて、5歳から1人で乗れるアトラクション。信号機や横断歩道、道路標識、踏切のある森の市街地コースで、楽しく交通ルールを学びながら走れます。高得点が出ると優秀運転免許証がもらえるので、子供のやる気も急上昇しそう!

ドリフトしながらワイルドに走る「ワイルドレーサー」
3歳以上が楽しめる「モーターサイクルトレーニング」
交通ルールを守って走る「森の教習所」は0歳から同乗もOK

 また、かわいいモノ好きな子供や怖がりな子供にオススメなのが、カタツムリと一緒にのんびりお散歩気分で走れる「おさんぽでんでん」と、キュートなミツバチのバイクでお花畑をツーリングできる「ぶんぶんスクーター」。子供が乗ってる姿がとっても愛らしくて、思わずカメラのシャッターをバシャバシャ押してしまいそうです。どちらも3歳から1人で乗れて、「おさんぽでんでん」は保護者同伴で0歳からOK。こんな、ホンワカ和み系のアトラクションがあるのもファミリーに嬉しいところですよね。このほかにも、モビパークには12種類の乗りものが勢揃い。みんなで夢中で遊べそうです。

0歳以上で同乗できる新アトラクション「おさんぽでんでん」
ぶんぶんスクーターには飛び入りで「コチラ」も参加♪

大人が楽しめるレーシングカートにニューマシン

 さらに、モビパークには大人が本気でチャレンジできる乗りもの、「レーシングカート」もあるんです。全長576mのコースはさすがツインリンクもてぎ、と唸るほどテクニカル。そこに今回、17台のニューマシンが導入されたと聞いたらアナタ、乗らないワケにはいかないでしょ~。

 ニューマシンはグリーンのカラーリングがいかにも速そうで、排気量も270ccにアップ。従来のカートは200ccなので、余裕たっぷりでコースを攻めることができるんだとか。しかも1人乗りカートだけでなく、2人乗りカートも初登場。これ、前から乗ってみたかったんですよね~。

大人が楽しめる本格的な「レーシングカート」!!
最高速50km/hの1人乗りカートと2人乗りカートが登場

 ということで、1人乗りと2人乗りカートを両方体験させてもらうことにしました。簡単な講習を受けた後、ヘルメットやグローブなどの装備品を借りて、いざコースへ。ジャージや運動靴の貸し出しもあるので、「スカートで来ちゃったわ」というママも大丈夫です。

 1人乗りのニューマシンは、出足のビュンッというパワーとその後の伸びやかな加速感が気持ちいい~! カーブでもキュッキュッと簡単に向きを変えてくれるから、操ってる感覚がハンパなくて爽快そのもの。1ラップ、2ラップでだんだんコースの特徴をつかみ、よし、3ラップ目で最速タイムを出すゾ~と意気込んだ私でしたが、力みすぎて最終ヘアピンで痛恨のスピン! あぁ~~、ガックシ……。

 すごすごとピットへ戻り、今度は編集部 瀬戸さんが助手席に待機している2人乗りカートへ。これ、運転席だけじゃなくて助手席にもステアリングがついてるなんて、面白い~。シートがちょっと遠くても、ペダルやステアリングの位置が変えられるので、小柄な人でも安心です。準備OK、アクセルONでコースへと走り出した私たち。

 うわっ、なんていうか、1人乗りの時にはあまり感じなかった4輪の接地感がものすごい! ドッシリと路面を捉えて曲がっていく感覚で、カーブ進入のけっこう手前から向きを変えていかないと間に合わないゾ。でも、最短距離でキマった時にはヤッターッて叫びたいくらいの面白さ。隣りの瀬戸さんはいったいどんな表情をしているか? 走行中はまったく窺う余裕もなかったのですが、降りたあとに「いや~、新鮮でした」とひと言。それは楽しかったのか、それとも怖かったのか、真相はナゾです。ぜひ皆さんご自身で体験してみてくださいね。

大人も本気で楽しめるレーシングカートを満喫♪
2人乗りに乗れるのは身長140cm以上の小学生から。運転するのは普通自動車免許が必要です

ホンダコレクションホールでホンダの歴史を展示

 次に向かったのは、「ホンダコレクションホール」です。レーシングマシンから市販車まで約300台の車両展示があるコレクションホールですが、今回は開館20周年記念として、1階エリアをリニューアルした新展示「Honda 夢と挑戦の軌跡」が公開されます。創業者・本田宗一郎氏が抱き続けた夢と、その夢を実現したいと挑んだ藤澤武夫氏。そこからスタートして、私たちにもたくさんの夢や希望を与えてくれたホンダの今、そして未来が詰まっています。数々のエピソードや映像、実車展示などを見て回ると、あの日・あの時の感動や興奮が蘇るかのよう。本田宗一郎氏の生声が聞けるのも、貴重です。これはきっと、パパが時間を忘れて浸ってしまいそうですね。

1階部分がリニューアルして新展示「Honda 夢と挑戦の軌跡」を開催

1日1組限定のプレミアムなグランピング

 ツインリンクもてぎの中でも今や1番の話題となっているのがグランピングですが、そこにも新たなプランが登場します。なんと、1日1組限定で、お客さまの好みに合わせたBBQのフルコースを専属シェフがつきっきりで調理・おもてなしするという「グランピング・ワイド・プレミアム」! なんですかそのラグジュアリーな響きは~。

 さっそく「森と星空のキャンプヴィレッジ」に入ってみると、ズンズンと山を登って行った先に、ありました。ウッドデッキの広~いスペースに、大きなテントと優雅なダイニングテーブル。ハンモックや天体望遠鏡もあって、それだけでウキウキしちゃいます。BBQのフルコースは地場食材を使ったプレミアBBQとのことで、シェフが調理してくれるから失敗もないし、子供がいてもゆったりと食事を楽しめること間違いなし。食事だけでなく、アクティビティなど全てにおいて最高レベルのサービスを提供するという「グランピング・ワイド・プレミアム」は、お誕生日や結婚記念日などのサプライズとしても、一生モノの思い出になることでしょうね。

1日1組限定、シェフが料理をおもてなししてくれる「グランピング・ワイド・プレミアム」!
地場の食材を作った豪華な料理が並びます
天体望遠鏡もあって、夜には星空を楽しめます
アウトドアをベッドで贅沢に満喫できるグランピングサイト

 ツインリンクもてぎではほかにも、ホテルツインリンクに森をコンセプトとした新しい客室「グランルーム」や、山の幸・里の幸で職人が腕を振るう里山懐石の和食創作店「里山懐石 登谷」がオープンしたり、国際レーシングコースにグループ観戦専用の新エリア「ビクトリーコーナーテラス」が誕生したり、ますます魅力全開! こちらはまた別の機会にレポートしたいと思います。

 もうすぐ子供たちも春休み。3月17日からは春のドキドキフェスタもスタートするし、ファミリーで思いっきり遊びたいなら、ツインリンクもてぎへGo!ですよ~。