トピック
ボルクレーシング最軽量の鍛造ホイール「CE28N-plus」 強度と剛性面を大幅改良して17&18インチを設定
- 提供:
- 株式会社レイズ
2024年8月24日 00:00
1973年に創業したレイズ(RAYS)は、高い技術で製造した高品質アルミホイールを、多くのユーザーに対してより身近な価格で提供することと、「メイド in ジャパン」にこだわり、企画・デザイン・設計・生産・販売の全工程を自社で行なうアルミホイールメーカーだ。
軽量・高剛性の1ピースホイールを製造する鍛造機、デザイン性にすぐれるホイールを製造する鋳造機を自社で保有し、軽自動車・コンパクトカー・スポーツカー・セダン・ミニバン・ワンボックス・SUV・ラグジュアリーカーと、あらゆるジャンルのアルミホイールを製造している。
また、「The concept is racing.」をスローガンに掲げ、F1、WEC、WRC、SUPER GT、スーパーフォーミュラなど、国内外のさまざまなモータースポーツカテゴリーでノウハウを蓄積し、その技術をエンドユーザーへフィードバックすることで、多くのファンを獲得している。
2000年に登場した「CE28N」は、鍛造1ピースのスポーツホイールブランドであるボルクレーシング(VOLK RACING)シリーズ最強の剛性を誇る「TE37」と並び、とくに軽量性の追求を使命としてきたモデルで、最初は14インチ×5.5Jサイズでデビュー。圧倒的な軽量性能を追求したホイールパフォーマンスと、装着する車両を選ばない普遍的なデザインを完成させた。
それから現在にいたるまで、8本スポークと10本スポークのダブルスタンダードを採用したほか、バーニングレッドカラーを採用した海外向けの「CE28RT(リジッド・チューン)」、軽自動車向けの「CE28KC」「CE28KCR」、走行会ユーザー向けの「CE28クラブレーサー」「CE28クラブレーサーIIブラックエディション」、ワンメイクレース用の「CE28Nコンペティション」、タイムアタック用の最軽量モデル「CE28SL(Super Lap)」など、適時マイナーチェンジを重ねつつ、数々の派生モデルを生み出してきた。
そして2023年に発売した「CE28N-plus」は、昨今の車両の重量増加やハイパワー化に対応すべく、CE28Nの強度や剛性を大幅に改良したアップデートモデルで、スポークやリムの形状・厚みなどを最新の強度解析技術を駆使して見直し、設計から全面リニューアルを敢行。CE28Nのデザインベースは踏襲しながらも、ディテールの処理、実質的な体幹の強さも刷新している。
フェイスデザインは、ひと目でCE28Nだと分かる10スポークを採用し、センターパートのスパルタンな意匠は従来モデルを継承。スポークとリムの断面形状は刷新し、ウェル部をウェーブ状に処理するなど、軽量化と剛性向上を両立させる設計を採用。また、センターパートのナットホールのティアドロップ形状を、より大きく深くすることで、軽量化をうながし、肉抜き穴を採用しないことで剛性強化も実現。
さらに装着する車両に合わせてFACE1~FACE4のディスクパターンを設定し、サイズごとに最適化した立体的なフェイスシルエットを与えるとともに、ビッグキャリパーにも対応させた。また、加減速時にタイヤが滑るのを防ぐため、ビードと接する面には滑り止めのための「ローレット加工」も施されている。
設定サイズは、アバルトなどにぴったりな17インチは7J~9.5Jで、価格は1本9万4600円~10万5600円。GRヤリスなどに合う18インチは7.5J~11Jで、価格は1本10万4500円~11万円7700円。カラーはシャイニングブロンズメタルとダイヤモンドダークガンメタの2色だが、特約店のみのオプションカラーも有料(3300円~4400円高)で用意している。