環境試験棟ではシャーシダイナモが設定され、車両をシャーシダイナモの上で走らせながら温度、湿度、風速のコントロールとともに雨や雪を実際に降らせることができる。室内で車両にとって過酷な状態を作り出し、不具合が出ないかをチェックするというものだ。フロントまわりに雪が溜まった状態であることが写真でもお分かりいただけると思うが、これによって例えばラジエターに走行風が当たらず、オーバーヒートにならないかといったことを確認していた。これまでは開発サイドが希望する気候条件の地へ実際に赴き、条件が揃うまで待つという時間も予算もかかっていたというから、この環境試験棟が完成したことのメリットは大きい

環境試験棟ではシャーシダイナモが設定され、車両をシャーシダイナモの上で走らせながら温度、湿度、風速のコントロールとともに雨や雪を実際に降らせることができる。室内で車両にとって過酷な状態を作り出し、不具合が出ないかをチェックするというものだ。フロントまわりに雪が溜まった状態であることが写真でもお分かりいただけると思うが、これによって例えばラジエターに走行風が当たらず、オーバーヒートにならないかといったことを確認していた。これまでは開発サイドが希望する気候条件の地へ実際に赴き、条件が揃うまで待つという時間も予算もかかっていたというから、この環境試験棟が完成したことのメリットは大きい