三菱自動車、「アウトランダーPHEV 三菱リモートコントロール」へ第三者の不正アクセスを確認

「三菱リモートコントロール」の車両情報/車両操作機能（参考画像）

　三菱自動車工業は6月13日、スマートフォンアプリの「アウトランダーPHEV 三菱リモートコントロール」において、第三者が無線LAN通信のパスワードを解読して機能を不正にコントロールする事例が確認されたと同社Webサイト上で公表した。

　不正が確認されているのは、盗難防止アラームの解除、ヘッドライトやエアコンのON/OFF操作、タイマー充電の設定変更の機能。

　これまでのところ、ドア解錠やパワースイッチのコントロール、個人情報漏洩などの事例は確認されてないとしているが、心配のあるユーザーは全登録情報の削除の手順に従い、三菱リモートコントロールを停止するよう呼びかけている。現在、同社では無線LAN通信のセキュリティ性をより向上させる対応を検討中とのこと。

「三菱リモートコントロール」のタイマー充電スケジュール設定（参考画像）

「三菱リモートコントロール」の空調スケジュール設定（参考画像）