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ランドローバー、ディーゼルモデルを追加した「レンジローバー」「レンジローバー スポーツ」2017年モデル

ランドローバー車で初めてインフォテインメントシステムに通信機能をオプション設定

  • 編集部：佐久間 秀

2016年12月8日 19:09

2016年12月8日 受注開始

レンジローバー：1377万円～2944万円

レンジローバー スポーツ：860万円～1648万円

レンジローバー SVAutobiography DYNAMIC

　ジャガー・ランドローバー・ジャパンは12月8日、ラグジュアリーSUVの「レンジローバー」、プレミアム・スポーツSUV「レンジローバー スポーツ」2017年モデルの受注を開始した。価格はレンジローバーが1377万円～2944万円、レンジローバー スポーツが860万円～1648万円。

レンジローバー
モデルエンジン変速機駆動方式価格
VOGUEV型6気筒 3.0リッター スーパーチャージド（340PS）8速AT4WD13,770,000円
VOGUEV型6気筒 3.0リッター スーパーチャージド（380PS）14,900,000円
VOGUE LONG WHEELBASE15,540,000円
VOGUEV型8気筒 5.0リッター スーパーチャージド（510PS）16,570,000円
AUTOBIOGRAPHY18,660,000円
AUTOBIOGRAPHY LONG WHEELBASE19,620,000円
SVAutobiography DYNAMICV型8気筒 5.0リッター スーパーチャージド（550PS）24,050,000円
SVAutobiography29,440,000円
VOGUEV型6気筒 3.0リッター ターボディーゼル14,200,000円
AUTOBIOGRAPHY16,700,000円
レンジローバー スポーツ
モデルエンジン変速機駆動方式価格
SEV型6気筒 3.0リッター スーパーチャージド（340PS）8速AT4WD8,600,000円
HSE9,890,000円
AUTOBIOGRAPHY DYNAMICV型6気筒 3.0リッター スーパーチャージド（380PS）11,880,000円
AUTOBIOGRAPHY DYNAMICV型8気筒 5.0リッター スーパーチャージド（510PS）13,930,000円
SVRV型8気筒 5.0リッター スーパーチャージド（550PS）16,480,000円
SEV型6気筒 3.0リッター ターボディーゼル8,950,000円
HSE10,190,000円
HSE DYNAMIC10,900,000円

　レンジローバー、レンジローバー スポーツの2017年モデルでは、パワートレーンに最高出力258PS、最大トルク600Nmを発生するV型6気筒 3.0リッター ターボディーゼル（TDV6）を追加。また、レンジローバーにジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ（SVO）が手がけた新グレード「SVAutobiography DYNAMIC」をラインアップしている。

「InControl Touch Pro」ではランドローバーモデルとして初めて通信機能がオプション装着できるようになった

　このほかに共通の新要素として、デジタルメーターに加えてドライバー専用のフルスクリーンナビゲーションも表示可能な12.3インチTFTインストルメント・クラスター、タッチ操作で操れる10.2インチ インフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」を全グレードで標準装備。このInControl Touch Proにはランドローバーモデルとして初めて通信機能がオプション装着できるようになっており、日常的なロードサイドアシスタンスを利用できるほか、乗員の急病時などに、車内上部のボタンを押すことでオペレーターと会話したり、アプリを介して車両位置やトリップデータの発信、ドアやウィンドウ類の開閉状況確認、施錠やエアコンの遠隔操作などが可能になる。また、ボディカラーに「シリコン・シルバー」「ファラロン・ブラック」を追加した。

　先進安全装備では、後方からの追い抜き車両を検知してミラーに警告表示を点滅させる「ブラインドスポットモニター」、追い抜き車両を検知しているときにドライバーが車線変更をしようとしたときに、ステアリングに逆方向の力をかけて衝突を回避する「ブラインド・スポット・アシスト」の2つを、新たにパッケージオプションとして選択可能とした。

レンジローバー2017年モデル
レンジローバー2017年モデルの走行イメージ
レンジローバー2017年モデルのインテリア

　レンジローバーに新たに追加されたSVAutobiography DYNAMICとSVAutobiographyでは、外観デザインでグラファイト・アトラス仕上げのフロントグリルとボンネットフィニッシャー、クロームメッキタイプのクアッド・テールパイプ、ドアパネル前方側に「SVOサイドベント」を装着。さらに足まわりでは3種類から選択可能な21インチ、または22インチの専用アロイホイール、ランドローバーモデル初のブレンボ・レッドキャリパーを装備している。また、ボディカラーには「SVOウルトラメタリック・プレミアムカラーエクステンデド・ペイントパレット」「SVOスペシャル・エフェクトカラー」を導入しており、既存のボディカラーのほかに19色を加えて選択可能とした。

　SVAutobiography DYNAMICとSVAutobiographyのインテリアでは、ダイヤモンド・キルテッド・ステッチが施されて4色から選べるセミアニリンレザーシートを装着。ノール加飾のスタートストップボタン＆グローブボックスボタン、ナールド仕上げのフットペダルを採用。ドアパネル（フロント/リア）は赤いラインでアクセントを与え、パドルシフトはアルマイト仕上げ（インテリカラーがタンの場合はブライトアルミニウム仕上げ）のブライトメタルタイプとなっている。

レンジローバー SVAutobiography DYNAMICの走行イメージ
4色から選べるダイヤモンド・キルテッド・ステッチ入りのセミアニリンレザーシートなどで車内を演出

　また、レンジローバー スポーツ SVRでも「SVOウルトラメタリック・プレミアムカラーエクステンデド・ペイントパレット」「SVOスペシャル・エフェクトカラー」を導入。既存のボディカラーに19色を加えて選択可能とした。

レンジローバー スポーツ2017年モデル
レンジローバー スポーツ2017年モデルの走行イメージ
レンジローバー スポーツ2017年モデルのインテリア

【訂正】ジャガー・ランドローバー・ジャパン発表のニュースリリースで訂正が行なわれ、V型6気筒 3.0リッター ターボディーゼル（TDV6）の最大トルクの数値が440Nmから600Nmに変更されました。これを受けて記事内容も修正しております。